阿古真理さんの最新刊『パクチーとアジア飯』が、中央公論新社より好評発売中です。
好き嫌いがキッパリ分かれるパクチー。
爆発的なブームとともに、いま日本には第二のアジア飯ブームが到来しています。
ガパオ、パッタイ、カオマンガイ…。いつから日本人はこれほどまでにスパイスとハーブの香りの虜になったのか。
本書は、時代を鮮やかに映しだしてきた『dancyu』『Hanako』などの料理雑誌や、アジアを舞台にした映画、小説を読み解き、日本にアジア飯を広めた移民社会と日本人に丹念に取材しながら、日本人を虜にしたパクチーとアジア飯の魅力の謎に迫った一冊。
今回B&Bでは、『パクチーとアジア飯』刊行を記念してイベントを開催します。
お相手にお迎えするのは、フードプランナーの渥美まいこさん。
大手レシピサイトのマーケティング部でプランナーをしながら、食に関する文章も執筆する渥美さん。
阿古さんは、渥美さんのnoteの記事を読み、その文章とエスニック料理への知識から、「いまいちばん会ってみたい人」として気になっていたといいます。
いっぽう渥美さんは、かねてから阿古さんの書籍に多くを学び、「憧れの先輩」のような存在として感じていたそうです。
まさに、『パクチーとアジア飯』がつないだご縁!
本書内容をはじめとし、おふたりにとっての「食」、そしてそれを伝えることなど、広く伺っていきます。
どうぞお楽しみに。
【プロフィール】
阿古真理
1968年生まれ。作家・生活史研究家 食を中心にした暮らしの歴史、女性などをテーマに執筆。東洋経済オンラインなどに連載中。主な著書に『小林カツ代と栗原はるみ』(新潮新書)、『料理は女の義務ですか』(新潮新書)、『昭和の洋食 平成のカフェ飯』(ちくま文庫)、『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか』(NHK出版新書)、『昭和育ちのおいしい記憶』(筑摩書房)など
渥美まいこ
1986年生まれ。フードプランナー。
大手レシピサイト社に勤務しながら読売新聞や多数のWEBサイトで連載中。noteで綴っている「なぜ、空前のかき氷ブームが誕生したのか?」などの食トレンド記事が人気。里芋ように丸い0才の息子を連れて、アジア料理店を巡礼する日々を送る。
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