巨大国家・中国は多面体です。
どこか一面だけに注目すれば、「世界をリードする先端国家」「立ち遅れた発展途上国」「政府批判も工口も封殺する監視国家」「民主主義を渇望する市民と力で押さえ込む国家」などなど、ありきたりの論点を拾い出せます。
ですが、本当の意味で中国を知るためには多面体の全体像を観察する必要があります。
誰に頼まれたわけでもないのにニッチな世界から総合的な中国像の構築に挑み続けてきた、3人の中国物書き界のヤングライオンが、中国のテクノロジーを知りたい人も、中国の覇権主義を恐れる人も、気づいていない中国の混沌に迫ります。
毎回満員御礼の人気イベントの第三弾ですが、今回は高口康太さん編著、山谷剛史さんほか3人著『中国S級B級論 —発展途上と最先端が混在する国』(さくら舎、2019年5月)、安田峰俊さん『性と欲望の中国』(文春新書、2019年5月)、安田峰俊さん・石平さん『「天安門」三十年 中国はどうなる?』(育鵬社、2019年5月)と最新刊をひっさげての登場。
政治、工口、経済、トホホ日本、テクノロジー、ダメ評価経済とトラベラーなどなど縦横無尽に語り尽くします。
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#B級中国
【出演者プロフィール】
高口康太(たかぐち・こうた)
ジャーナリスト、翻訳家。1976年生まれ。二度の中国留学を経て、中国の経済、社会、文化を専門とするジャーナリストに。雑誌、ウェブメディアに多数の記事を寄稿している。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか——人気漫画家が亡命した理由』『現代中国経営者列伝』『中国S級B級論』など。
安田峰俊(やすだ・みねとし)
ルポライター、立命館大学人文科学研究所客員研究員。1982年滋賀県生まれ。近刊に深センのネトゲ廃人村やカナダの反日グランドマスターを追いかけた『さいはての中国』(小学館新書)。六四天安門事件の経験者に取材したハードルポ『八九六四』(KADOKAWA)で城山三郎賞受賞、大宅壮一ノンフィクション賞最終候補。他の著書に『和僑』『境界の民』(KADOKAWA)、編訳書に『「暗黒・中国」からの脱出』(文春新書)など。
山谷剛史(やまや・たけし)
フリーランスライター。2002年より中国雲南省昆明市を拠点に活動。中国、インド、アセアンのITや消費トレンドをIT系メディア・経済系メディア・トレンド誌などに執筆。メディア出演、講演も行う。著書に『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』『新しい中国人 ネットで団結する若者たち』『中国S級B級論』など。
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2019/06/08 Sat -
高口康太×安田峰俊×山谷剛史
「B級中国 vs. S級中国 『天安門』30年 性と欲望の中国はS級B級論」
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念