<2/13追記>最新号がバンクシー特集であるCasaBRUTUSの編集長の西尾洋一さんにもご登壇いただきます!
世界各地でゲリラ的に出没し、多くの話題を提供するストリート・アーティスト、バンクシー。
2018年には代表作《風船と少女》がサザビーズのオークションにかけられ、1億5000万円で落札された瞬間、額縁に仕掛けられていたシュレッダーに裁断されるという「事件」で世界を驚かせました。
現在、世界で最も著名なアーティストといって差し支えないでしょう。
また日本でも、東京都・港区にある防潮扉でバンクシーの作品と思われるネズミの絵が発見され、小池百合子・東京都知事のツイッターの影響もあって騒動が巻き起こったことは記憶に新しいところです。
しかし、その全体像は謎に包まれています。
バンクシーとは何者なのでしょうか?
アーティストとしてどのような活動を行っているのでしょうか?
作品にはどんな思いが込められているのでしょうか?
このたび、東京藝術大学大学院教授の毛利嘉孝さんは、バンクシーの謎に迫るタイムリーな一冊『バンクシー:アート・テロリスト』(光文社新書)を刊行しました。
そして本書の刊行を記念したトークイベントを開催いたします!
ゲストには、バンクシーに直接インタビューされたこともあり、また毛利さんとともにバンクシーに関する本の翻訳をてがけられてきた鈴木沓子さんをお呼びいたしました。鈴木さんはついこの前までイギリスに滞在されていたようで、バンクシーの最近の動向についても語っていただけそうです。
本年(2020年)には、東京や大阪でバンクシーに関する展覧会も開催される予定です。
長くバンクシーの活動を見続けてきたお二人に、バンクシーの知られざる側面を語っていただきます。
ぜひ、ご参加ください!
【プロフィール】
毛利嘉孝(もうりよしたか)
1963年長崎県生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。専門は社会学、文化研究/メディア研究。京都大学卒。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPh.D.(社会学)。九州大学助教授などを経て現職。著書に『ストリートの思想:転換期としての1990年代』(NHK出版)、『文化=政治』(月曜社)、『ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)などがある。現代文化や社会運動を中心に批評活動を行っている。
鈴木沓子(すずきとうこ)
執筆・翻訳・編集。バンクシーへのインタビュー(雑誌『STUDIO VOICE』)をきっかけに、ユリイカ特集号『バンクシーとは誰か?路上のエピグラム』 (青土社)やWeb版『美術手帖』などでバンクシーの論考を数多く掲載。主にアート、メディア、公共をテーマに執筆、手がけた書籍に『海賊のジレンマ』(フィルムアート社)、『ブラック・クランズマン』(パルコ出版)、『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』(日経BP)など。英ジャーナリストによる伝記『バンクシー:壁に隠された男の正体』(パルコ出版)を2020年3月に刊行予定。
毛利・鈴木の共訳に、『Banksy’s Bristol:HOME SWEET HOME』(作品社)、『YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT』、『BANKSY IN NEW YORK』(パルコ)がある。
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