※本イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リアルタイム配信のみの開催となります。当日ご来店いただいてもイベントをご観覧いただくことはできません。
※本イベントは生配信のみでの開催ですので、録画でご視聴いただくこともできませんのでご注意ください。
フェミニズム入門ブック『シモーヌ VOL.2』(特集:メアリー・カサット)と、フェミマガジン『エトセトラVOL.3』(特集:私の 私による 私のための身体)の刊行を記念してトークイベントを開催します。
『シモーヌ』最新号は、美術史に欠かせない画家で女性参政権運動を支援していたメアリー・カサットを特集。19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した女性画家を考察することで、現代の表現の問題を浮かび上がらせました。そして、長田杏奈責任編集『エトセトラ』はいま考えたい「身体」について多様な声を集めました。
今回のイベントは、フェミニズムの視点から広告と身体について語る、「シモーヌ」と「エトセトラ」の合同企画です。
みなさんは、電車に溢れる痩身や脱毛の広告、またCMに登場する女性の表現に違和感や不満を感じたことはありませんか?あるいは、こういうボディイメージだったらかっこいい! と感じたことは? 私たちのカラダや性の表象はこれまで広告でどう使われてきたのでしょうか。そして、なにが問題で、どういう表現だったら私たちは安心できるのでしょうか……。
写真研究者の小林美香さん、ジェンダーやセクシュアリティや生活やファッションについて執筆するライターの鈴木みのりさん、デザイナーの福岡南央子さん、長田杏奈さんという、今回の2誌に関わったメンバーに各誌の編集者を交え、皆で「広告と身体にまつわるあれこれ」を考えてみたいと思います。ぜひご参加ください。
*Zoomでのイベントですので、当日は「チャット」というボタンから、参加者の皆様からも質問やコメントをお寄せいただくことができます。最後にQ&Aの時間も設けます。みなさんの声もお寄せください!
[出演者プロフィール]
長田杏奈(おさだ・あんな)
1977年神奈川県生まれ。ライター。女性誌やWEBで美容の記事やインタビューを手がける。2019年フェミニズム視点で「美」を語った初の著書『美容は自尊心の筋トレ』(Pヴァイン)が話題となり、版を重ねている。「儚さと祝福」をコンセプトに、生花を使ったアクセサリーを製作する「花鳥風月lab」としての活動も行う。近刊に『あなたは美しい。その証拠を今からぼくたちが見せよう。』(大和書房)。
小林美香(こばやし・みか)
写真研究者。東京工芸大学非常勤講師。写真に関連する記事の執筆や、翻訳などを行うほかに、レクチャー、ワークショップ、展覧会の企画などを手がける。
鈴木みのり(すずき・みのり)
1982年高知県生まれ。明治学院大学社会学部社会学科を中途退学。ジェンダー、セクシュアリティ、生活、小説、映画、衣服について考えたり、文章を書いたり。「i-D Japan」「wezzy」「現代思想」「週刊金曜日」(2017年書評委員)「新潮」「すばる」「文藝」「ユリイカ」などに寄稿。2018年、範宙遊泳『#禁じられたた遊び』に出演。
福岡南央子(ふくおか・なおこ)
グラフィックデザイナー。1976年神戸生まれ。2010年woolen 株式会社ウーレン設立、グラフィックデザインを基軸に制作を行う。エトセトラブックスのVI、「エトセトラ」装丁等も手掛ける。
https://woolen2010.tumblr.com
instagram:@woolen_graphic
twitter:@woolen_info
山田亜紀子(やまだ・あきこ)
現代書館編集部所属。1973年生まれ。2019年11月にフェミニズム入門ブック『シモーヌ Les Simones』を創刊。VOL.1でシモーヌ・ド・ボーヴォワール、VOL.2でメアリー・カサットを特集。編集担当作品に『ちいさなフェミニスト宣言』(デルフィーヌ・ボーヴォワ/文、クレール・カンテ/絵、新行内美和/訳)、『ジョルジュ・サンド 愛の食卓』(アトランさやか著)などがある。
松尾亜紀子(まつお・あきこ)
エトセトラブックス代表、編集者。1977年長崎生まれ。2018年12月にフェミニスト出版社エトセトラブックスを設立し、フェミマガジン「エトセトラ」を創刊。他に同社刊行書籍は、牧野雅子『痴漢とはなにか』、カルメン・マリア・マチャド『彼女の体とその他の断片』(小澤英実・小澤身和子・岸本佐知子・松田青子訳)など。
https://etcbooks.co.jp
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[書籍つきチケットのご案内]
配信イベントのため、店頭で書籍をご購入いただけないかたに、
書籍通販つきのチケットも販売いたします。
ご予約いただき次第、1週間以内に順次発送いたします。
②=『シモーヌVOL.2』のみ
③=『エトセトラVOL.3』のみ
④=『シモーヌVOL.2』『エトセトラVOL.3』両方
※書籍はスマートレターで発送いたします。
※送料は配信チケット費に含まれています。
※『エトセトラVOL.3』には特典のステッカーもお付けする予定ですが、店頭でも配布しており、なくなり次第終了となりますのでご了承ください。
※このチケットの販売は当日18時までとなります。
※ご希望のかたには本屋B&B内etc.bookshopでのみ配布しているエトセトラブックスのブックカバーをかけて発送します。予約時にアンケートで選択ください。
[直前購入チケットについて]
⑤の当日直前チケットをお買い上げのかたへの配信URLのご案内は、
イベント準備の状況によってはイベント開始直後となる可能性もございますので、
ご了承ください。
[視聴環境について]
Zoomのウェビナーで視聴いただきます。インターネット接続が可能なPC、スマートフォン、タブレットがあれば、事前の登録やダウンロードなどは不要です。
配信のURLとご案内は、6/10頃より順次メールでお送りいたしますのでご連絡までしばらくお待ちください。
イベントのご予約はこちらから!
※原則として払い戻しは出来ませんのでご注意ください
2020/06/21 Sun -
長田杏奈×小林美香×鈴木みのり
×福岡南央子×山田亜紀子×松尾亜紀子
「私たちのカラダと広告の見方を考える」
『シモーヌVOL.2』(現代書館)
『エトセトラVOL.3』(エトセトラブックス)刊行記念

- 05/18 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念 - 05/19 Mon 永谷亜矢子×嶋浩一郎
「なぜあの観光地は選ばれるのか? 」
『観光"未"立国』(扶桑社)刊行記念 - 05/20 Tue 鈴木成一×大島依提亜×大久保明子
「“良い装丁”ってなんだろう?」
『【全5回】本屋B&B 超実践 装丁の学校 ファイナル』開校記念 - 05/21 Wed 浜島直子×一田憲子
「感情を言葉にすること」
『キドアイラク譚』
『もっと早く言ってよ。』(扶桑社)W刊行記念 - 05/23 Fri 大塚ひかり×春画ール
「歴史から悪意の本質を考える 」
『悪意の日本史』(祥伝社)刊行記念 - 05/24 Sat 森本淳生×鈴木亘×藤山直樹
「人文学から見る落語/落語から見る人文学」
『落語と学問する』(水声社)刊行記念 - 05/25 Sun アキラ・ザ・ハスラー×小沼理
「ぼくたち、今日は明るい話をしよう。」
『売男日記』(loneliness books)復刊記念 - 05/28 Wed 奇妙礼太郎×伊藤亜和『オールウェイズ』(ZINE)『わたしの言ってること、わかりますか。』(光文社)W刊行記念
- 05/29 Thu 中本千晶×早花まこ
「読む“タカラヅカ”の魅力」
『相克のタカラヅカ』(春風社)刊行記念 - 05/30 Fri 堀井美香×今井雄紀×嶋浩一郎
「ラジオの先輩に聞いてみよう! ラジオの魅力と聞く力」 - 05/31 Sat 白石正明×牟田都子
「ケアと校正」
『ケアと編集』(岩波書店)刊行記念 - 06/01 Sun 濱中淳子×伊藤賀一
『大学でどう学ぶか』
『もっと学びたい!と大人になって思ったら』
(筑摩書房)W刊行記念 - 06/02 Mon 秋吉健太×中村貞裕
「“編集力とミーハー力” 。“好き”を仕事にする技術——編集者と経営者、それぞれの視点から」
『原点回帰 山田孝之、新しいコミュニティをつくる』(blueprint)刊行記念 - 06/03 Tue 穂村弘×脇田あすか×木村亮×筒井菜央
「『コトアム』と短歌アンソロジーから広がる”編む”を”読む”楽しさ」
ことばの投稿・閲覧SNSアプリ『コトアム』リリース記念 - 06/04 Wed 矢野利裕×町屋良平
「小説の死後に文学を再設定する」
『「国語」と出会いなおす』(フィルムアート社)刊行記念 - 06/07 Sat 中村佑子×石田月美
「わたしが、わたしのからだを孤独にしないために」連動企画
『なぜこの世界で子どもを持つのか 希望の行方』(集英社)連載スタート記念対談 - 06/08 Sun 藤見よいこ×小宮りさ麻吏奈「間(あわい)に立つひと」『半分姉弟』『線場のひと』(リイド社)W刊行記念
- 06/13 Fri 横道誠×菊池真理子×二村ヒトシ×松本俊彦
「みんなおいでよ、依存症の豊かな世界」 - 06/14 Sat 鴻上尚史×一色洋平×おーちようこ
「演劇のつくり方 〈もっと〉 教えます」
『舞台が幕を開けるまで』(大修館書店)刊行記念 - 06/18 Wed 小笠原鳥類×広瀬大志×黒崎晴臣
「おお、限りなく現代の詩人たち」
『おお、限りなく懐かしい動物たち』(ライトバース出版)刊行記念