※本イベントは配信のみでご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
オライリー・ジャパンよりマーヴィン・ミンスキー著『創造する心』が刊行されました。
本書は2016年に亡くなられた、人工知能研究の第一人者であるミンスキー博士による6つの教育エッセイが収録された一冊となっています。各エッセイの間にはミンスキー博士と親交のあった6人の研究者による解説が添えられています。また特に日本版では原書では一部割愛されていたアラン・ケイ博士による解説が全文収録されています。
本書の刊行を記念し本屋B&Bではトークイベントを開催いたします！
ゲストには本書の翻訳を担当され、アラン・ケイ博士と共にコンピューティングと教育に関するさまざまなプロジェクトに携わられてきた大島芳樹さんと、スマートニュースCEOであり『なめらかな社会とその敵』（勁草書房, 2013）の著者でもある鈴木健さんをお呼びいたしました。
日々刻々と形を変える情報技術社会のまさに最先端でご活躍されるお二人。
一方で教育という社会における長いスパンに目を向けることが求められる分野で活動される大島さんと、ご著書『なめらかな社会とその敵』では今から300年後の、24世紀に生きる未来人のに向けて、長い時間軸を射程に捉えた考えを書かれた鈴木さん。近い分野でありながら、異なる切り口で「教育」に携わられていらっしゃいます。
情報技術の発展に伴い、これからの社会を作る上でどのような教育が求められ、また存在しうるのでしょうか。
今回が初対面のお二人に、ミンスキー博士からのヒントを手がかりにお話しいただきます。
どうぞお楽しみに！
【出演者プロフィール】（五十音順）
大島芳樹（おおしま・よしき）
東京都生まれ。東京工業大学大学院在学中の2000年に、ロサンゼルスにあるWalt Disney Imagineering R&Dに参加し、ディズニー社のテーマパーク・アトラクションのプロトタイプなどに従事。当時からアラン・ケイ博士のグループの活動に参加し、教育向けプログラミング環境の研究開発に主導的な立場で携わる。ケイ博士の設立したViewpoints Research Institute, SAP Labs Communications Design Group, Y Combinator Researchを経て、現在は同僚とともに設立したCroquet Corporationというスタートアップ企業において活動中。2006年に東京工業大学より博士号を取得。
鈴木健（すずき・けん）
スマートニュース株式会社 代表取締役会長兼社長 CEO
1998年慶応義塾大学理工学部物理学科卒業。2009年東京大学大学院総合文化 研究科博士課程修了。博士(学術)。情報処理推進機構において、伝播投資貨幣PICSYが未踏ソフトウェア創造事業に採択、天才プログラマーに認定。著書に『なめらかな社会とその敵』(勁草書房、2013年)。東京財団研究員、国際 大学グローバル・コミュニケーションセンター主任研究員、東京大学特任研究員などを歴任。2006年株式会社サルガッソー設立。2012年スマートニュース株式会社(旧: 株式会社ゴクロ)を共同創業。2014年9月SmartNews International Inc.設立、Presidentに就任。2019年6月より単独CEO体制となり現職。世界中の良質な情報をなめらかに発信中。
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