昔の恋愛話なんて…
という高慢。
だいたいこんな話だろう…
という偏見。
ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』は200年以上前に書かれた「恋愛小説」にも関わらず、今なお多くの翻訳・映像化・舞台化がされています。
なぜこの作品がこれほどまでにさまざまな時代の人々の心を捉えるのでしょうか。
その魅力を探る三ヶ月になります。
フィクショネス×本屋B&B「文学の教室」は、今年から1つの作品、1つの国や時代、1人の作家などに焦点を絞り、複数回に分けて、さまざまな視点で読み解くシリーズへと、このたびリニューアルしました。今回はリニューアル第3回。これまで同様、2014年7月に惜しまれつつ閉店した下北沢の書店「フィクショネス」の店主であり、作家の藤谷治さんがホストをつとめます。
「これが小説。そう言い切れる稀有な作品」と藤谷さんはこの作品を評しています。
3回とも独立した回ですので、単発のみの参加でもお楽しみいただけます。また読了をされていなくても参加できます。
ずっと読みたかったけどなかなかきっかけがなかったという方や、かつて手に取ってみたけれどうまく読み進められなかったという方など、この機会にぜひご参加ください!
また、感想文や書評などを持参すれば、藤谷さんご本人からコメントもいただけます。物書きを目指す方にとっては、藤谷さんが語る創作上の技術や姿勢が創作の手引になることでしょう。
答え合わせではなく「文学」について考えるきっかけとなる「文学の教室」
どうぞお気軽にご参加ください。
【学割プラン】
3回の通し券:1500円(毎回1drink付き)
高校生以下の方がドリンク代のみで参加が可能なお得なチケットです。
数に限りのあるチケットですので、お申し込みはお早めに!
※初回参加時に学生証を確認させていただくこともございますので、忘れずお持ちください。
【プロフィール】
藤谷治(ふじたに・おさむ)
作家。1963年東京都出身。1998年から2014年までに東京の下北沢にセレクト・本屋「フィクショネス」を経営。また書店経営のかたわら創作を続け、2003年に『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』(小学館)で作家デビュー。近著に『小説は君のためにある』(筑摩書房)、『燃えよ、あんず』(小学館)、『猫がかわいくなかったら』(中央公論新社)がある。
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