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畑中章宏×柳瀬博一
「コロナ禍に新たなポピュラー文化を
生み出せるのか!? 」
『日本疫病図説――絵に込められた
病魔退散の祈り』(笠間書院)
『国道16号線――「日本」を創った道』
(新潮社)W刊行記念

畑中章宏×柳瀬博一
「コロナ禍に新たなポピュラー文化を
生み出せるのか!? 」
『日本疫病図説――絵に込められた
病魔退散の祈り』(笠間書院)
『国道16号線――「日本」を創った道』
(新潮社)W刊行記念

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コロナ禍における閉塞状況はすでに1年以上に及び、芸術やスポーツなどさまざまな領域が甚大な影響を受け続けています。その一方で、危機的状況を反映した、新しい“文化”は生み出されてきたでしょうか。
 
感染症の流行に苦しめられるような状況は、日本の江戸時代にも頻発しました。当時は、疱瘡(天然痘)、麻疹(はしか)、コレラといった疫病は、悪神や悪霊がもたらすものだと信じられ、人びとは“まじない”に頼るほかなかったのです。
 
そうしたなかで、疫病神を避け、病に罹らないための信心や工夫を描いた「疱瘡絵」や「はしか絵」が生み出されました。近世の民衆は、ワクチンや特効薬がない状況下で、おまじないをユニークな絵柄で表現することで、効能を期待するとともに、閉塞状況を乗り越えようとしたのでした。畑中章宏さんの新刊『日本疫病図説―絵に込められた病魔退散の祈り』は、こうしたユニークな絵の数々を、民俗学の視点から読み解こうとしたものです。
 
このイベントでは、昨年11月に『国道16号線――「日本」を創った道』を刊行した柳瀬博一さんをお迎えします。『国道16号線』は、約330キロに及ぶ“道”に沿って起こったさまざまな文化を発掘・発見し、話題になっていますが、畑中さんも現代的な“民俗誌”として高く評価しています。一方、柳瀬さんは『国道16号線』において、重要なパートを閉める「生糸」と日本について、畑中さんの著作 『蚕――絹糸を吐く虫と日本人』(晶文社、2015年)を参照されています。そんなお二人に、今回は民衆文化・大衆文化はどのような状況で生まれるのかについて存分に語り合っていただきます。
 
“アマビエの独り勝ち”とも言われるこのコロナ禍にも、近世の疫病絵のような斬新なポピュラー文化を生み出すことができるのか⁉
ジャンルを超えた対談にぜひご期待ください!

 
 
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【出演者プロフィール】
 
畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者・作家。1962年生まれ。〈感情の民俗学〉にもとづき、民間信仰・災害伝承から風俗流行まで幅広い研究対象に取り組んでいる。主な著書に『柳田国男と今和次郎―災害に向き合う民俗学』平凡社新書)、『災害と妖怪―柳田国男と歩く日本の天変地異』亜紀書房)、『天災と日本人―地震・洪水・噴火のフォークロア』 ちくま新書)、『21世紀の民俗学』KADOKAWA)、『死者の民主主義』トランスビュー)、『関西弁で読む遠野物語』エクスナレッジ)、『五輪と万博――開発の夢、翻弄の歴史』春秋社)ほか。6月10日には『廃仏毀釈――寺院・仏像破壊の真実』を刊行。

 

柳瀬博一(やなせ・ひろいち)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(メディア論)。1964年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社し「日経ビジネス」記者を経て単行本の編集に従事。『小倉昌男 経営学』『日本美術応援団』『社長失格』『アー・ユー・ハッピー?』『流行人類学クロニクル』『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』などを担当。「日経ビジネ スオンライン」立ち上げに参画、のちに同企画プロデューサー。TBSラジオ、ラジオNIKKEI、渋谷のラジオでパーソナリティとしても活動。2018年3月、日経BP社を退社、同4月より現職に。著書に『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』(小林弘人と共著、晶文社)、『「奇跡の自然」の守りかた』(岸由二と共著、ちくまプリマー新書)、『混ぜる教育』(崎谷実穂と共著、日経BP社)。
 
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【配信での参加につきまして】
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出演者畑中章宏
柳瀬博一

出版社笠間書院
新潮社

開催日時15:00~17:00 (14:30オンライン開場)

開催場所リアルタイム配信

入場料■配信参加:1,500円
■書籍つき配信参加:1,500円+『日本疫病図説』1,600円
■書籍つき配信参加:1,500円+『国道16号線――「日本」を創った道』1,450円
■書籍つき配信参加:1,500円+『日本疫病図説』1,600円+『国道16号線――「日本」を創った道』1,450円
(いずれも税別)
※イベント後の発送です