写真集発売を記念して、美しい世界を旅しながら見た文化をベリーダンサー的視点、そして著者である有田帆太的視点で語ります。
トルコのアジアとヨーロッパを越境している独特のオルタナティブな文化、カリフォルニアやシャスタのネオヒッピーな文化、プエルトリコや南米の文化の中にあるダンスや芸術のあり方。
ベリーダンス界の重鎮であるMAHA、そして弟子であり写真集にも参加したMilla、そしてやはりMAHAの弟子でありもう1世代下のYOSHIEの3人がトークショーに参加します。
2人のお弟子さんはすでにMAHAの元を離れ、人気ダンサーとして独立してスタジオを持っています。
彼女達はみな単にエクササイズとしてダンスをしているばかりでなく、さまざまな形で文化と関わっています。
暗黒舞踏やパントマイムなどベリーダンスのみならず、さまざまな身体表現を取り入れ、90年代にはフェティッシュショーなどにも出演、スケールの大きいエンターテイメントから
アングラまでまさに文化とベリーダンスの架け橋を行ったパイオニアとも言うべきMAHA。
トライバルスタイルという部族的スタイルでユニットを組み、さまざまなクラブイベントやロックフェスにも出演するMilla。
「ダブアイヌ」「リトルテンポ」などのオルタナティブなミュージックシーンと深く関わり、演劇的アプローチも魅せるYOSHIE。
三者三様のベリーダンスの文化との関わりの歴史と変遷を語ります。
クイックジャパンやスタジオボイスのライターやルポカメラマン、ヌードグラビア、ファッションポートレート、グルメ、健康などさまざまな媒体製作に携わってきた有田帆太が独自の視点でそれらに切り込みます。
プロフィール
有田帆太 カメラマン/執筆家/編集者
1976年 神奈川県生まれ。横浜国立大学教育学部卒。状況劇場の唐十郎の演劇芸術論、タコやガセネタで活躍した現代音楽評論家大里俊晴には音楽評論の基礎を学び、カイエ・デュ・シネマの梅本洋一には、映画批評のありかたを学ぶ。卒業後、出版製作プロダクションにて撮影と本の製作に携わる。サブカルチャー誌、週刊誌、グラビア誌をメインに製作。雑誌クイックジャパン、スタジオボイス、SPA、サイゾー、週刊大衆、週刊実話、実話ナックルズなどをメインに執筆撮影、編集を行う。2010年に製作プロダクションアジール設立。2014年に出版社世界舎を設立。
MAHA
ベリーダンサー
海老原美代子、小松芳、イブラヒム・ファラー、ヨースリー・シャリフなどに師事。Rakkasahに日本人初参加。2000年より毎年、上野水上音楽堂にてカンパニー公演を行う。アルカマラーニ ダンスオリエンタルカンパニー主宰。毎年別名マハリクマハリカとして年末に「世紀末レビューショー」というアンダーグラウンドなパフォーマンスの祭典を行う。ベリーダンスを大規模な舞台公演として演出し、同時にベリーダンスをアングラパフォーマンスの極北として表現するパイオニア的存在。
Milla
ベリーダンサー
幼少よりダンスに興味を持ち、ダンサーを志す。多くのダンスを学ぶために日本女子体育大学に進学し、ダンスを専攻する。
ジャズダンサーとして、数々のショーや舞台を経験した後、2000年よりベリーダンスを始める。日本ではMAHA・タカダアキコに師事。アルカマラーニダンスオリエンタルカンパニーの専属インストラクターを経て、2006年4 月独立。その他、アメリカやエジプトなど、毎年海外に積極的に出向き、多数の有名ベリーダンサーに師事し、ベリーダンスを学んでいる。
現在は現役プロフェッショナルベリーダンサーとして、トライバルとオリエンタルを融合させた新たなるベリーダンスを提唱し、ショーやライブ等のイベントは勿論、映画・舞台・にも出演し、様々な場面で活躍している。今もっとも注目を集めるベリーダンサーの一人である。
また、ソロ活動以外にも、自ら持つ「 Echan&Milla」のデュオとしても活動し、日本人初の”トライバル・フュージョン・ベリーダンサー”として、数々のショーやクラブイベントに出演している他、ワークショップを行うなど、新たなベリーダンスシーンを広げている。
その活動の実績として、2006 年4 月に共演したBelly Dance Superstarsの” RachelBrice”の推薦を受け、翌月サンフランシスコで行われた” Tribal Fest6″に出演。 また、同年にはフロリダで行われた”Spirit of Tribe 6″にも日本人として初出演し、大絶賛を浴びる。2007 年4月にはアメリカツアーを果たし、同フェスティバル” Spirit of Tribe 7″にもパフォーマー兼講師として招聘を受けるなど、 日本と世界のベリーダンスシーンの架け橋的存在として活躍している。 日本国内では、東京・神奈川・埼玉を中心に、インストラクターとしても活躍し、後進の育成にも力を注いでいる。
【芸歴】
*〔DVD〕ASIAN TYPHOON-TRIBAL FUSION BELLY DANCE by E-CHAN & MILLA
*〔DVD〕Belly Dance Super Live ~東京イフティファール~
*〔CD〕Tribal Matrix Dakini records ※カバーモデル
*〔映画〕「TANKA 」※2006 年東映映画
*〔トルコ料理店〕GELIK レギュラー出演
*〔イラン料理店〕SHURU レギュラー出演
*〔Floating Bar〕JICCO レギュラー出演
YOSHIE
ベリーダンサー&インストラクター
正統派なオリエンタルスタイルからジプシー・トライバル、即興やフュージョンまで、音と場所に触発され様々な表情を見せるベリーダンサー。
幼少よりクラシックバレエを始め、その後も様々なジャンルのダンスを学び、多くの舞台に立つ。
学生時代にスカウトされたことをきっかけに、芸能活動を開始。モデル・女優・タレントとして、CMやTVドラマや雑誌等で活躍する。
時を同じくして、10代後半の頃に民族舞踊に興味を持ち、ベリーダンスに出会う。
MAHA、タカダアキコ、Latifa(土谷奈々江)に師事し、海外でも数々の有名ダンサーに学ぶ。
アルカマラーニダンスオリエンタルカンパニーにて専属インストラクターを務めた後、2008年卒業。
2010年より、独自の世界観のもとコーディネートされた一軒家のダンススタジオ&多目的スペース「YOSHIE Bellydance Atelier
MNEMOSYNE(アトリエ ムネモシネ)」を主宰。映画や舞台、アーティストのPV、各国大使館でのパーティー、雑誌やメディア、ベリーダンスレッスンDVD、大型野外イベント等、幅広いシーンで活躍中。正統派なベリーダンス以外にも、豊かな音楽センスを活かし、レゲエ・ダブ・ロック・民族音楽等の様々なジャンルの一流ミュージシャンとも共演。ひかり祭り・BE-IN・春風などのオーガニックでピースフルなイベントにも多数参加。
2012年には、ベリーダンス大国アルゼンチンにて行われている、1000人規模のベリーダンスフェスティバルにゲストダンサーとして招聘される。2014年には韓国にて開催されたInternational Bellydance Festivel in Ulsanに日本から唯一のゲストダンサー&講師として招待される。また、世界を巡る船・ピースボート船上においてパフォーマンス/ベリーダンス講師を務めるなど、国内外で活躍中。
世界各地を踊り旅しながら、その土地の人や文化や音楽を感じ、ダンスによってひらかれて行く身体と心の繋がりについて探究している。
ベリーダンスミュージック以外でのコラボレーション:
Shpongle、OKI、マレウレウ、Little Tempo、沼澤尚、鬼怒無月、ヨシダダイキチ、AYUO、上野洋子、Yae、ジンタらムータ、Rabi Rabi×piko、EXPE、サヨコオトナラ、ナスノミツル、中村弘二、花&フェノミナン、Icchie、Fussy、Bhang Lassi、花族、Volgrooma、等多数。
ミュージシャンのAYUO率いる音楽・ダンス・VJによるシアトリカルなユニット「記憶劇場(メモリーシアター)」では、ダンスと朗読、コーラスやキーボードを担当。09年9月、ZipanguよりCD発売。
AYUOとのコラボレーションライブでは、寺山修司・泉鏡花・中原中也・ルーミー…などにインスパイアされたテーマをもとにシアトリカルに展開。YOSHIEはダンスの他、詩や文章の朗読やコーラス等も担当。文学的で芸術的な、他には無い独特の世界観を作り出している。
役者やモデルとしての顔も持ち、ミュージカル「上海、そして東京の屋根の下で」のマヌエラ役に抜擢され演技とダンスを披露、「MMM(ミステリアスミスマヌエラ)」では主演女優を務めるなど、既存の枠にとらわれない活動をしている。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2015/02/21 Sat -
有田帆太×MAHA×Milla×YOSHIE 「美女ベリーダンサー3世代、文化との変遷、そして世界を旅すること。」 『絶景パノラマ×ベリーダンス PANORAMA DANCE』刊行記念
- 05/01 Wed 太田省一×水道橋博士
「”いいとも!”とは何だったのか?」
『「笑っていいとも!」とその時代』(集英社)刊行記念 - 05/02 Thu 藤井青銅×石井玄
「”面白い企画”はどのように生まれるのか」
『トークの教室』4刷&「玄石」設立W記念 - 05/03 Fri なかしましほ × omo!
「辛くない韓国 私が大好きなお店と人たち」
『なかしましほ ソウルのおいしいごはんとおやつ』(KADOKAWA)刊行記念 - 05/08 Wed 飯田朔×小山美砂
「“自分軸の人生”から“おりない”ために」
『「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから』(集英社)刊行記念 - 05/09 Thu 黒木あるじ×天野純希
「ドロップキックと武士(もののふ)と」
『破壊屋 プロレス仕舞伝』『もろびとの空 三木城合戦記』(集英社)W刊行記念 - 05/10 Fri pato×田中泰延
「おっさんの私たちが書くことで得られるもの」
『文章で伝えるときいちばん大切なものは、 感情である。』(アスコム)刊行記念 - 05/11 Sat 塩谷舞×岡本真帆
「書いて生きていくための創作術」
『小さな声の向こうに』(文藝春秋)
『あかるい花束』(ナナロク社) W刊行記念 - 05/11 Sat 崔盛旭×岡本敦史
「見える歴史と、見えない歴史を繋ぐために」
『韓国映画から見る、激動の韓国近現代史』(書肆侃侃房)刊行記念 - 05/12 Sun 小津夜景×山本貴光
「本という地図、読むことと書くこと」
『ロゴスと巻貝』(アノニマ・スタジオ)刊行記念 - 05/13 Mon 白根智彦×吉澤清太
「あなたが(意外と)知らないハンバーガーの世界」
『ハンバーガーとは何か?』(グラフィック社)刊行記念 - 05/16 Thu 千葉佳織×国山ハセン
「話して伝えるためにプロがやっていること」
『話し方の戦略』(プレジデント社)『アタマがよくなる「対話力」』(朝日新聞出版)W刊行記念 - 05/17 Fri 鈴木涼美×三宅香帆×原カントくん
「源氏フリークの文芸評論家・三宅香帆が読み解く『YUKARI』と、AV時代全く本を読めなくなったスズミが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読み解く会」
『YUKARI』(徳間書店)『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)W刊行記念 - 05/18 Sat 伊藤桃
「てっけん!1周年記念」 - 05/19 Sun Sundayカミデ×奇妙礼太郎
「QUESTIONS」
question3刊行記念トークショー - 05/20 Mon 岡室美奈子×柚木麻子
「私たちの体はテレビドラマでできている!」
『テレビドラマは時代を映す』(早川書房)刊行記念 - 05/21 Tue 牧村憲一×高野寛
「”Tonoban in wonderland” 不思議の国のトノバン」
『あの素晴しい日々 加藤和彦、「加藤和彦」を語る』(百年舎)刊行記念 - 05/22 Wed 丸山幸子×田代親世
「韓流取材歴25年の猛者たちが語る〜過去、今、未来」
『韓流前夜』(東京ニュース通信社)刊行記念 - 05/23 Thu 朝日順子×藤本国彦
「ビートルズの知られざる修行時代を追う」
『ビートルズ・イン・ハンブルク』(青土社)刊行記念 - 05/24 Fri TAJIRI×小林邦宏×原カントくん
「旅するカルチャートーク『たびかるジャンクション』公開収録」 - 05/27 Mon 麻田浩×松山猛
「麻田浩が松山猛にずっと聞きたかったこと~麻田浩の聞かずに死ねるか」
映画『トノバン 音楽家加藤和彦とその時代』公開記念 - 06/01 Sat 南信長×トミヤマユキコ
「あのキャラはなぜ〈メガネ/デブ/ブサイク〉なのか?」
『メガネとデブキャラの漫画史』(左右社)刊行記念 - 06/03 Mon 神原一光×ミト(クラムボン)
「小室哲哉を大いに語る!」
『WOWとYeah 小室哲哉』(小学館)刊行記念 - 06/07 Fri 柴崎友香×横道誠
「私は「この私」を通じてしか世界を経験できない」
『あらゆることは今起こる』(医学書院)刊行記念 - 06/08 Sat 稲垣健志×竹田恵子×山本浩貴×清水知子
「アートをゆさぶる:アート×カルチュラル・スタディーズ」
『ゆさぶるカルチュラル・スタディーズ』(北樹出版)刊行記念 - 06/12 Wed 吉村生×高山英男×xiangyu
「暗渠ってなんだ?〜「痕跡」への視線」
『暗渠マニアック!増補版』(筑摩書房)刊行記念 - 06/15 Sat 大野露井×佐藤亜紀×川本直
「小説と翻訳のあわい」
『塔のない街』(河出書房新社)
『教皇ハドリアヌス七世』(国書刊行会)W刊行記念 - 06/22 Sat ganshu×くどうれいん
「スナックレイン出張版 in 下北沢」
岩手県青年醸友会 〈ganshu〉 発売記念