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小谷忠典×広瀬弦『ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ』公開記念佐野洋子さんとのこと

小谷忠典×広瀬弦『ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ』公開記念佐野洋子さんとのこと


12月8日(土)よりシアター・イメージフォーラム(東京・渋谷)で公開される『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』。公開を記念して、小谷忠典監督と佐野洋子さんの息子であり、イラストレーター・絵本作家として活躍している広瀬弦さんをお迎えしてお話いただきます。

映画は、2010年に亡くなった佐野洋子さんの晩年の日々と、今年刊行35周年を迎える絵本『100万回生きたねこ』の読者たちの姿を映しだしていきます。ご自宅で語られた佐野さんの肉声、『死ぬ気まんまん』や『私の猫たち許してほしい』などのエッセイから引用された言葉たちをとおして、佐野さんの生き方に触れることができます。

家族だからこそ、そして最期の日々を撮ることを許された監督だからこそ感じたことを、特別に語っていただきます。絵本と映画『100万回生きたねこ』、そして佐野洋子さんの魅力に迫る一夜。当日限りの特別映像もご用意しています。

※本作に登場する本⇒『100万回生きたねこ』『シズコさん』『あの庭の扉をあけたとき』『しぬ気まんまん』『問題があります』『私の猫たち許してほしい』『私はそうは思わない』など。

『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』
映画公式WEBサイト: http://www.100neko.jp/
監督:小谷忠典 音楽:コーネリアス 
出演:佐野洋子、渡辺真起子、フォン・イエン

12月8日(土)よりシアター・イメージフォーラムにてロードショー 
ほか全国順次公開

佐野洋子
1938年、父利一、母シズの第二子、長女として生まれる。幼少時代を中国の北京で過ごし、終戦後に帰国。武蔵野美術大学デザイン科卒業後、白木屋デパー ト宣伝部勤務を経て、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。帰国後、デザイン、イラストレーションなどの仕事を続け、絵本作家としてデビュー。代表作に『100万回生きたねこ』『おじさんのかさ』『わたしのぼうし』など。エッセイストとしても活躍し、『神も仏もありませぬ』で2004年に小林秀雄賞、08年に巌谷小波文芸賞を受賞。03年、紫綬褒章受章。10年11月5日、東京都内の病院で死去。享年72。


小谷忠典
1977年生まれ、大阪出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪在学中より監督した『子守唄』(2002年)が京都国際学生映画祭コンペティションにおいて準グランプリを受賞。『いいこ。』(2005年)は、大阪シネ・ヌーヴォでの異例の動員記録後、第28回ぴあフィルムフェスティバルにおいて招待上映。初ドキュメンタリー作品となった『LINE』(2008年)は、山形国際ドキュメンタリー映画祭主催「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー山形in東京」で特集上映後、劇場公開され、海外国際映画祭において入選・招待されている。

広瀬弦
1968年生まれ、東京都出身。イラストレーター。『かばのなんでもやすぅすぅすぅ、ふあああん』(佐野洋子作/リブロポート)でサンケイ児童出版文化賞推薦。『空へつづく神話』(富安陽子作/偕成社)で産経児童出版文化賞受賞。主な作品に『まり』(谷川俊太郎作/クレヨンハウス)、『かってなくま』(佐野洋子作/偕成社)、『サメのサメザメ』(講談社)、『おにいちゃんにまかしとき』(ベネッセコーポレーション)、「西遊記」シリーズ(理論社)などがある。

出演者小谷忠典
広瀬弦

出版社講談社

開催日時

20:00~22:00 (19:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order