女性の生き方について、それぞれの立場で執筆を続ける三人の作家が、本音で語るトークイベントを開催します。
女の始末はどうつけたら良いのだろう。
マッチョな社会の中で、「男から女として見られることに価値がある」という考えを女性自身が内面化し、自分を縛っているのではないか。期待される役割を演じてしまってはいないか。
そこからの脱却はどうしたらいいのか。
脱却できずに美魔女になるのか。それともスピに行くのか、社会運動やボランティア? はたまたなにかを学び直し?
最近よく見る「お手入れしないと劣化する!」など更年期を迎えてもまだまだ呪いは健在。
グレイヘアなど、エイジングからの解放のようなブームもある一方で、年齢を重ねてますます呪いに縛られる人もいる。
女性への抑圧に満ち、生きづらささえも声にしにくいなかで、この先をどう生きていくかを探ります!
【プロフィール】
山田ノジル(やまだ・のじる)
自然派、エコ、ホリスティック、○○セラピー、お話会。だいたいそんな感じのキーワード周辺に漂う、科学的根拠のないトンデモ健康法をウォッチングするフリーライター。長年女性向けの美容健康法情報を取材し、そこへ潜む「トンデモ」の存在を実感。愛とツッコミ精神を交え、斬りこんでいる。WEZZY(サイゾー)にて『スピリチュアル百鬼夜行』連載中。著書『呪われ女子に、なっていませんか? 本当は恐ろしい子宮系スピリチュアル』(KKベストセラーズ)
田中ひかる(たなか・ひかる)
「オバサン」は〝蔑称〟であるという立場から、『「オバサン」はなぜ嫌われるか』(集英社新書)を執筆。オンナの年齢が意味するものや、オンナが年を隠したくなる背景、「オジサン」よりもはるかに多義的な「オバサン」という言葉の意味についてまとめた。現在、当事者として「オバサン」を研究中。近著に『「毒婦」和歌山カレー事件20年目の真実』(ビジネス社)、『生理用品の社会史』(カドカワソフィア文庫)。
深沢潮(ふかざわ・うしお)
小説家。女性の生きづらさや、属性に振り回される人々を描いている。結婚をめぐる30代の葛藤がにじむ「伴侶の偏差値」(小学館文庫)、ママ友たちを活写した「ランチに行きましょう」(徳間文庫)やお受験小学校の物語「ママたちの下剋上」(小学館)女性の貧困を描く「あいまい生活」(徳間書店)、この先の生き方を探る「かけらのかたち」(新潮社)などの著書がある。近著は「緑と赤」(小学館文庫)。
司会
三浦ゆえ(みうら・ゆえ)
編集&ライター。
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