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堀越英美×Make編集部
「ときめきカルトグラフィ ~地図をつくろう~」
『女の子は本当にピンクが好きなのか』刊行記念

堀越英美×Make編集部
「ときめきカルトグラフィ ~地図をつくろう~」
『女の子は本当にピンクが好きなのか』刊行記念

女の子は本当に
堀越英美さんによる『女の子は本当にピンクが好きなのか』が、ele-king booksより発売中です。

今回B&Bでは、本書発売を記念してワークショップを開催します。

みなさんのお家のまわりには、何がありますか?
お家の前の道をたどると、どんなところへ行けますか?

画用紙にシールやテープをつかって、頭の中のイメージを地図にしてみましょう。

地図は不思議なもの。
同じ道でも、歩くひと描くひとによって、ちがう長さになったり、ちがうものが見えたり、知らない場所が見つかったりします。

それから、わかりやすい目印だけをのせたり、わざと形を変えたり、小さな道を描かなかったりすることで、誰かに場所を伝えやすくした地図もあります。

昔といま、いまと未来では、場所そのものさえ変わっているかもしれません。
それに、自分しか知らない抜け道や、秘密の遊び場もあるかもしれませんね……!

そんな地図の不思議を楽しみながら、みなさんの住んでいる場所をあらためて“発見”してみましょう!

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今回、この地図づくりをナビゲートしてくださるのは、子どもも大人も夢中にさせるアメリカ発のDIY工作専門雑誌『Make』編集部の江口よしこさんと、『女の子は本当にピンクが好きなのか』(ele-king books)などの著書や『ギークマム ―21 世紀のママと 家族のための実験、工作、冒険アイデア』(共訳、オライリージャパン)などの翻訳で知られる堀越英美さん。

お仕事として、観察者として、親御さんとして、そしてご自身も遊びの主体として、子どもたちといっしょに科学やテクノロジーや数学などを楽しんでいる素敵なおふたりです。

そして、先日発売された堀越さんの『女の子は本当にピンクが好きなのか』では、女の子が、社会全体の思い込みのために、“STEM(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、数学)”に対して苦手意識を持たされてしまっているケースがあるのではないかということが指摘されています。

みなさんはどう思われますか?

もしそんなふうな思い込みに心当たりがあるとすれば、とてももったいないですよね!
苦手かどうかは簡単にはわからないはず。
意外なところに“STEM”の要素は眠り、ふくまれているものです。

たとえば地図をつくることは、学校の科目でいうならば、地理、科学、数学、美術、歴史、その他にもいろんな要素が重なっています。
今回の地図づくりには、このように“STEM”をはじめとしたいろんな領域の、“おもしろ引き出し”を開けるきっかけになればという思いも込められています。

女の子も男の子も、お父さんもお母さんも、自分だけの記憶や感覚、知識にこだわって、想像を広げ、謎をつくり出し、かたちにしながら遊んでみましょう!

地図づくり=「カルトグラフィ」で遊ぼうというアイディアは、堀越さんも翻訳されている『ギークマム』をお手本にしました。

■『女の子は本当にピンクが好きなのか』(ele-king books、2016)

女の子は本当に
国を越えてこれほど多くの女児がピンク色を好むのは、いったいどういうわけなのでしょう。
二女の母としての素朴な疑問からはじまる、〈ピンク〉の歴史と現代女児カルチャーの考察。
玩具からアニメまで、ドメスティックな現象から海外シーンまで。
もっともピンク色に溢れているように見える女児向けコンテンツの世界から、
いまその窮屈さをはねのけるいきいきとしたアイディアが芽吹きはじめているようです。
女の子が、そして男の子が、のびのびと自分を認められる社会のために──。

■『ギークマム ―21 世紀のママと 家族のための実験、工作、冒険アイデア』(Make: Japan Books、オライリージャパン、2013)

ギークマム
コミック、ゲーム、SF、サイエンス、料理、手芸……自ら愛する世界を通じて、子どもを育てていきたいママと家族のための本。
身近な素材を使って、すぐに家族で楽しめる実験・工作と先輩ギークママからのアドバイスが満載。


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら

出演者堀越英美
Make編集部

出版社ele-king books

開催日時

15:00~17:00 (14:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order