下北沢では毎年この時期に「しもきた天狗まつり」が開催され、冬の風物詩になっています。お祭りを知らずに下北沢に来て、「天狗」が商店街を練り歩く姿に驚いた人もいることでしょう。ではいったいどうして、下北沢に「天狗」がいるのでしょう? また皆さんは「天狗」にどのようなイメージを抱いているでしょうか。
赤い顔で鼻が高く、団扇を持ち、羽根を使って空を飛ぶ「天狗」の姿は、何に由来するのか。 日本にはどれぐらい「天狗」がいるのか。「天狗」はなんのため、私たちの前に姿を現わすのか?
そもそも、下北沢駅がある小田急線は、民俗学の創始者である柳田国男が成城に住み、研究所を開いた民俗学とは大変ゆかりが深い場所でもあります。
そんな下北沢で天狗まつりが行われている夜に、民俗学からみた「天狗」の意味や、小田急線沿線にまつわる民俗誌を、『災害と妖怪』などの著者である畑中章宏さんに語っていただきます。
【出演者プロフィール】
畑中章宏(はたなか・あきひろ)
作家・民俗学者・編集者。1962年生まれ。著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『柳田国男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『蚕』(晶文社)などがある。「WIRED.jp」で「21世紀の民俗学」を連載中。2月上旬にちくま新書から最新刊『天災と日本人――地震・洪水・噴火の民俗学』の刊行を予定している。
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2017/01/29 Sun -
畑中章宏
「下北沢になぜ『天狗』がいるのか? 〜民俗学と小田急線を語る一夜」
- 02/01 Wed 【参加無料】角田光代×︎田中卓×安並まりや
「『気持ちよく生きるヒントを角田さんと本屋で考えてみる』ウェルビーイングトーク」
presented by Hakuhodo DY Matrix - 02/02 Thu 西田亮介×丹羽充×谷憲一
「『監査文化の人類学』をどう読むか」
『監査文化の人類学』(水声社)刊行記念 - 02/03 Fri 朝日順子×藤本国彦
「ビートルズはインドで何と出会ったのか?」
『インドとビートルズ』(青土社)刊行記念 - 02/04 Sat 高島鈴
「一人称からはじめる蜂起」読書会/第2回
『布団の中から蜂起せよ』(人文書院)刊行記念 - 02/06 Mon 高野光太郎×篠原かをり
「ウォンバット研究者、数奇な人生を語る」
『ウォンバットのうんちはなぜ、四角いのか?』(晶文社)刊行記念 - 02/07 Tue 杉山恒太郎×山口周×河尻享一
「杉山恒太郎、広告ビジネスの現在、過去、未来を語る」
『広告の仕事』(光文社)『世界を変えたブランド広告』(日経BP)W刊行記念 - 02/09 Thu 妹尾昌俊×工藤祥子×堀潤
「先生を、死なせない。——教育現場の過労死等を防ぐために」
『先生を、死なせない。』(教育開発研究所)刊行記念 - 02/10 Fri 髭男爵ひぐち君×萩原弘基×栁佐織
「髭男爵ひぐち君の語る日本ワインサロン×塩山洋酒醸造×LIFE with WINE」
『髭男爵ひぐち君の語る日本ワインサロン』(三栄書房)刊行記念 - 02/15 Wed 新井高子×清岡智比古×小島敬太
×管啓次郎×田野倉康一×坪井秀人
「「朔太郎と歩く」詩と歌の夕べ」
『朔太郎と歩く』(明治大学総合芸術系)刊行記念 - 02/16 Thu 太田靖久×友田とん×碇雪恵×竹田信弥
「ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む〜3人のアフタースクール〜」
『ふたりのアフタースクール〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』(双子のライオン堂)刊行記念 - 02/17 Fri 庄子寛之×西岡壱誠
「これからの時代を生きる子に必要な力」
『子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣』
『それでも僕は東大に合格したかった』
『東大独学』トリプル刊行記念 - 02/18 Sat 豊﨑由美×若島正
第80回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 02/21 Tue 平岩壮悟×大林寛×中村将大
「ヴァージル・アブロー『ダイアローグ』のよみかた」
『ダイアローグ』(アダチプレス)刊行記念 - 02/22 Wed 金澤寿和×福田直木
「ライトメロウなプレミアムAORの夜」
『AORライトメロウ プレミアム 02 ゴールデン・エラ 1976-1983』(シンコーミュージック・エンタテイメント)刊行記念 - 02/25 Sat 西寺郷太×伊賀大介×原カントくん
「復活!『いごかんトリオ』(伊賀大介・西寺郷太・原カントくん)1990年代の音楽、ファッション、そして下北沢を語る」
『90’s ナインティーズ』(文藝春秋)刊行記念