耳鳴りを発症し、静けさを失った自分を実験台に、耳にやさしい音楽という画期的な作品『耳鳴りに悩んだ音楽家がつくったCDブック』(DU BOOKS)をつくりあげたワールドスタンダードの鈴木惣一朗さんと、聴覚障害について取材した力作『淋しいのはアンタだけじゃない』(小学館)などの話題作で知られる漫画家、吉本浩二さん。
実際に耳鳴りを発症した当事者である鈴木惣一朗さんと、日本福祉大学のご出身でもあり、執筆にあたり多くの患者さんや医療関係者にも取材された吉本浩二さんによる、「耳鳴り」をテーマにした、貴重なトークイベントです。
テーマは多岐にわたりますが、病や心(心療)といった、漫画や音楽、小説など、アート表現としても扱いにくいテーマを選ばれたおふたりが、自身の取材や作品を通じての、創作上の工夫や制作の裏側についても語ります。
お気軽にご参加ください。
【出演者プロフィール】
鈴木惣一朗(すずき・そういちろう)
1959年、浜松生まれ。音楽家。83年に「ワールドスタンダード」 を結成。細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりデビュー。デヴィッド・バーンやヴァン・ダイク・パークスからも絶賛される。これまでも、星野源、 蔡忠浩など も参加したビートルズのカバー集「りんごの子守唄」シリーズなど、眠りのアルバムも手がけてきた。近年では、南壽あさ子、ハナレグミ、中納良恵、湯川潮音など多くのアーティストをプロデュース。執筆活動や書籍も多数。『細野晴臣 録音術』(DU BOOKS)、 細野晴臣との共著に『とまっていた時計がまたうごきはじめた』(平凡社)などがある。
吉本浩二(よしもと・こうじ)
富山県出身。『ブラック・ジャック創作秘話』(秋田書店)は「このマンガがすごい! 2012」オトコ編で1位を獲得。代表作に『淋しいのはアンタだけじゃない』(小学館)、『さんてつ‐三陸鉄道 大震災の記録‐』(新潮社) 『ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生』(双葉社)など。
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2018/09/14 Fri -
鈴木惣一朗×吉本浩二
「漫画家と音楽家が、耳鳴りについて考えてみた。病いをテーマに表現することとは?」
『耳鳴りに悩んだ音楽家がつくったCDブック』(DU BOOKS)刊行記念
- 10/10 Thu しずる村上純×グランジ五明拓弥×銀シャリ橋本直×山井祥子(エレガント人生)×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」
第六回公開収録 - 10/11 Fri 松本哉×毛利嘉孝×ブレイディみかこ
「マヌケな世界は可能だ」
『世界マヌケ反乱の手引書 増補版』『ストリートの思想 増補新版』(筑摩書房)W刊行記念 - 10/12 Sat 稲垣貴彦×コーラ小林
「日本発、世界に挑むクラフトウイスキーとクラフトコーラ」
『ジャパニーズウイスキー入門 現場から見た熱狂の舞台裏』(KADOKAWA)刊行記念 - 10/13 Sun オーシュラ・カジリューナイテ×クリスティナ・ドンブロフスカ×滝口悠生×永方佑樹
「ポーランド、リトアニア、アイオワ、京都、東京」
京都文学レジデンシー&ヨーロッパ文芸フェスティバル連動企画 - 10/15 Tue 中村隆之×新田啓子×隠岐さや香
「鎖は(本当に)解けたのか?」
『黒人法典』(明石書店)刊行記念 - 10/16 Wed Helsinki Lambda Club×マスダレンゾ
「TEN」
『TEN YEARS AND (STILL) RUNNING』(UK.PROJECT/Hamsterdam Records)刊行記念 - 10/17 Thu 想田和弘×坂手洋二
「映画と演劇とフォトエッセイ
猫のように自由な表現とは
映画監督と劇作家が語る表現の方法」
『猫様』(発行:ホーム社/発売:集英社)刊行記念 - 10/18 Fri 石黒圭×飯間浩明
「“言語のプロフェッショナル”も知らない日本語とは?」
『言語学者も知らない謎な日本語』(教育評論社)刊行記念 - 10/19 Sat 三輪清子×橋本宗樹
「ともにくらす、さとおやこ」
『もしかして となりの親子は里親子⁉』(理工図書)をもとに
「365日のさとおやこ」連動企画 - 10/19 Sat 勅使川原真衣×三宅香帆
「わたしたちが選び・選ばれるときに、本を読むことの意味について」
『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社)刊行記念 - 10/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『小説にできること』『文学傑作選 鎌倉遊覧』を
2ヶ月かけてじっくりと読む - 10/23 Wed 奥浜レイラ×児玉美月×清田隆之
「私たちがもっと自由に生きるために」
映画『ジョイランド わたしの願い』公開記念 - 10/24 Thu 西尾美也×青田麻未
「日常から哲学すること、つくりだすこと」
『装いは内破する』(左右社)
『「ふつうの暮らし」を美学する』(光文社)刊行記念 - 10/28 Mon 小峰ひずみ×雨宮処凛
「今の日本社会を敢えて“悪口”で語ろう」(百万年書房)
『難民・移民のわたしたち』(河出書房新社)W刊行記念 - 10/30 Wed 阿部幸大×柴田元幸
「柴田ゼミから学術論文へ──読む、訳す、論じる」
『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』(光文社)『英日バイリンガル 現代ゴシック小説の書き方』(研究社)W刊行記念 - 10/31 Thu 【ぼる塾】酒寄希望×田辺智加
「『田辺の和室』出張トーク」
『酒寄さんのぼる塾晴天!』(発行:ヨシモトブックス/発売:ワニブックス)刊行記念 - 11/01 Fri 井手康喬×松永光弘
「伝え方の考え方」
『伝え方図鑑』(SBクリエイティブ)刊行記念 - 11/08 Fri さいきまこ×石田月美
「性被害から子どもを守るには」
『言えないことをしたのは誰?』(現代書館) - 11/13 Wed キニマンス塚本ニキ×ラブリーサマーちゃん
「世界をちょっとよくする? <ニキ・サマ>トークセッション」
『世界をちょっとよくするために知っておきたい英語100』(学研)刊行記念 - 11/16 Sat 永井玲衣×惠愛由×井上花月
「記憶と記録がもたらすケア」by Candlelight - 11/18 Mon 青木彬× 白石正明
「無くなった右足から考えたケアとアートのこと」
『幻肢痛日記』(河出書房新社)刊行記念 - 11/21 Thu 吉川公ニ×森真紀×住谷知厚
「伝える広報から伝わる広報へ 広報の心とは何か。」
『広報の心』(理工図書)刊行記念 - 11/22 Fri チョ・イェウン×三宅香帆
「新感覚ホラー小説を通じて見る、日韓の文学現在地」
『カクテル、ラブ、ゾンビ』(かんき出版)刊行記念 - 11/23 Sat 一穂ミチ×高瀬隼子
「これからの恋愛のかたち」
『恋とか愛とかやさしさなら』(小学館)
『新しい恋愛』(講談社)W刊行記念