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『最愛の子ども』から5年、松浦理英子さんの待望の長篇小説『ヒカリ文集』が刊行されました。
学生劇団で男女問わず団員たちを次々に夢中にさせる賀集ヒカリは、関係が終わっても相手の記憶に深く刻み込まれる魅力的な人物です。愛がなくても人は人を喜ばせたり助けたりすることができるのか。
ライターの萩原まみさんを聞き手にお迎えし、松浦さんに本作についてじっくりお話しいただきます。
【出演者プロフィール】
松浦理英子（まつうら・りえこ）
1958年、愛媛県松山市生まれ。作家。青山学院大学文学部卒業。1978年「葬儀の日」で第47回文學界新人賞を受賞しデビュー。1994年『親指Pの修業時代』で第33回女流文学賞、2008年『犬身』で第59回読売文学賞、2017年『最 愛の子ども』で第45回泉鏡花文学賞を受賞。他の著書に『セバスチャン』『ナチュラル・ウーマン』『裏ヴァージョン』『奇貨』などがある。
©️ 講談社／大坪尚人
萩原まみ（はぎわら・まみ）
フリーライター。1995年、日本初の女性を愛する女性のための商業誌『フリーネ』創刊に携わり、休刊後は版元を変えて『アニース』を刊行（計9号で休刊）。ムーミン愛好家の側面を持ち、『ムーミンマグ物語』（講談社）の文章を担当したほか、現在はムーミン公式サイトでブログ連載中。https://www.facebook.com/mamiisworking
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