
小さな場所を根拠とする文学を励まし、日本語に変わりゆく声を与える、プロジェクト型文学賞、それが「鉄犬ヘテロトピア文学賞」 。
第1回に下道基行と中村和恵、第2回に横山悠太と井鯉こま(+特別賞として松田美緒)、第3回に石田千と姜信子、第4回に崎山多美と仲野麻紀を選出してきた本賞ですが、本年度は初めて翻訳文学の作品を選出しました。シャマン・ラポガン作/下村作次郎訳『大海に生きる夢――大海浮夢』(草風館)です。
海に生きる台湾原住民としての自分の生涯を鋭利に分析しながら、東アジアのみならず全世界の先住民世界の苦境をよく窺わせ、同時 にまさに現在進行形の世界文学と呼ぶにふさわしい圧倒的な筆力で、人間がこの地球で生きることの意味への注意を喚起してくれる自伝文学です。長年、台湾原住民文学の翻訳・紹介に携わってきた下村さんの訳文はそれによく応え、日本語の文学作品として第一級のものとなっています。
今回の贈賞式では、鉄犬ヘテロトピア文学賞選考委員会(事務局=木村友祐)による正賞(木村勝一氏作の鉄犬燭台)授与、下村作次郎さんとシャマン・ラポガンさんの記念スピーチにつづき、シャマン・ラポガンさん、姜信子さん、井鯉こまさんの鼎談を行います。司会・進行は管啓次郎。
クリスマス直前の一夜、東アジアと海と文学について、一緒に語り合ってみませんか。

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2018/12/22 Sat -
シャマン・ラポガン×下村作次郎×姜信子×井鯉こま×木村友祐×管啓次郎
「第5回「鉄犬ヘテロトピア文学賞」贈賞式
シャマン・ラポガンさん、下村作次郎さんをお迎えして」
- 08/20 Thu eri×武田砂鉄
「ネチネチのまなざし 違和感を見逃さない」
『暮らしの中の小さな革命』(光文社)刊行記念 - 08/21 Fri 信田さよ子×松本俊彦
「わたしたちは今、アディクションの時代を生きている」
『溺れながら生きる 依存とケアのあいだで』(文藝春秋)刊行記念 - 08/22 Sat 青木淳悟×伊藤亜紗×佐々木敦
「小説の身体と私のからだ」
『青木淳悟初期作品コレクション』(書肆侃侃房)刊行記念 - 08/23 Sun 上坂あゆ美×鈴木ジェロニモ
「自分にまつわる真剣で滑稽な会話」
『会社ではおならをしてはいけません』『もっと真剣になればよかった』W刊行記念 - 08/25 Tue 坂井直樹×吉田将英
「新旧コンセプター対談~今も昔もコンセプトが必要な理由」
『ピークではなく、谷を歩く。コンセプター』(スピーディ)刊行記念 - 08/26 Wed 河合桃子×新庄耕
「 “地面師”に惹かれた者たち〜ノンフィクションと小説の境界線〜 」
『地面師連絡役カトウ』(小学館)刊行記念 - 08/27 Thu ドンデコルテ渡辺銀次×ドンデコルテ小橋共作×そいつどいつ松本竹馬×もう中学生×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第30回公開収録 - 08/29 Sat 澤田大樹×上西充子
「政治に関心を持ち始めたあなたへ」
『永田町の人をウォッチしてみた:よくわからない国会議員の仕事』(カンゼン)刊行記念 - 08/30 Sun 許俐葳×高瀬隼子
「小さな歪(ゆが)みを書きつづけて――
台湾と日本の〈周縁〉を見つめる物語」
『不倫に関する、ちょっとした疑問』刊行記念 - 09/01 Tue 佐久間裕美子×金井真紀 「わたしたちは、ここにいる——移民として生きること、日本とニューヨークから」 『My Little New York Times いまアメリカで移民として生きるということ』(NUMABOOKS)刊行記念
- 09/04 Fri 何致和×中島京子
「記憶は街に宿る」
『記憶とツリーハウス』(小学館)著者来日&刊行記念 - 09/05 Sat 木村草太×吉田恵里香
「これからの憲法と家族を考える」
『法にとって家族とは何か』(青土社)刊行記念 - 09/05 Sat 豊﨑由美×星泉
第99回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 09/06 Sun 小山内園子×月岡ツキ
「産みたい、産まないーわたしたちの希望と選択」
『ハロー、ベイビー』(新潮社)
『今世は母になりません』(太田出版)W刊行記念 - 09/12 Sat 金原ひとみ×山中瑶子×大石恵美
「飾らない私、盛りたい作品」
『GOAT meets 02』(小学館)刊行記念 - 09/18 Fri 天竜川ナコン×木下龍也
「木下龍也さんに感謝を伝える会」
『世界は解釈でできている』(KADOKAWA)刊行記念 - 09/21 Mon 石倉敏明×ドミニク・チェン
「共異体の未来」
『共異体の人類学︎』(作品社)刊行記念