『町でいちばんの美女』『勝手に生きろ』『くそったれ!少年時代』などの代表作をはじめとし、生涯50冊にも及ぶ作品を執筆しながらも、職を転々と変え放浪と酒びたりの人生を過ごした米国の詩人、作家チャールズ・ブコウスキーが、今年3月9日に没後20周年を迎えます。
これを機に、太田省吾主宰の「転形劇場」や自身の劇団「U・フィールド」での活動を経て、2012年からソロ・ライブを開始した、還暦を過ぎた老怪役者・井上弘久さんが、「ブコウスキー没後二〇年記念プロジェクト」を開始します。
記念すべき初回公演の会場に選んでくださったのが、ここ本屋B&B。
前半は、井上さんによる『町でいちばんの美女』の朗読演劇を、後半では『町でいちばんの美女』を日本で最初に翻訳刊行した小説家・青野聰さんをお招きし、ブコウスキー放談をお送りします。
四方を本に囲まれた空間で語られるブコウスキーへの思いと言葉を、行間に、そして書棚のはざまに蘇るブコウスキーの姿を、全身全霊でおたのしみください!
【プログラム01】
20:00-21:00
朗読演劇[READING PERFOM]
『町でいちばんの美女』 出演:井上弘久
【プログラム02】
21:00-22:00
ブコウスキー放談
青野聰×井上弘久
【プロフィール】
青野聰(小説家)
1943年東京生まれ。79年『愚者の夜』で芥川賞受賞。『女からの声』で野間文学賞、『人間のいとなみ』で芸術選奨文部大臣賞、『母よ』で読売文学賞受賞。日本で最初にチャールズ・ブコウスキーの翻訳を手がけ、94年『町でいちば
んの美女』、翌年に『ありきたりの狂気の物語』を刊行。現在、文芸誌『すばる』にて「鏡のまえで」連載中。
井上弘久(朗読演劇家、俳優、演出家)
1952 東京に生まれる。
79-88 太田省吾主宰の転形劇場に所属。「水の駅」「小町風伝」「→(やじるし)」など出演。
90-11 演劇集団Uフィールドを主宰。
「孤独な老婦人に気をつけて」(マティ・ヴィスニユック)
「女中たち」(ジャン・ジュネ)、「太田省吾の世界」など演出。
2013 南青山マンダラにて『町でいちばんの美女』を皮切りにブコウスキー作品のソロライブ開始。
2014 ブコウスキー没後二〇年記念プロジェクトをB&Bより始動。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2014/03/04 Tue -
青野聰×井上弘久チャールズ・ブコウスキー没後二〇年『町でいちばんの美女』朗読演劇+トーク
- 06/05 Mon 西川清史×嶋浩一郎
「金玉、この悩ましき存在」
『世界金玉考』(左右社)刊行記念 - 06/06 Tue 樋口卓治×西田善太
「内田裕也と樹木希林の生き方を並べてみるとホームドラマが見えてくる。放送作家と雑誌編集者のとある雑談」
『危険なふたり』(幻冬舎)刊行記念 - 06/08 Thu 明円卓×小杉幸一
「アイデアとか、デザインとか、働き方だとか」
『やだなー本 その「やだなー」はアイデアに変えられるかも、変えられないかも』(KADOKAWA)
『わかる!使える!デザイン』(宣伝会議)W刊行記念 - 06/09 Fri 長谷川裕一×西川伸司
「特撮と、コミカライズと、周年と。」
『グレート合体愛蔵版 すごい科学で守ります!』
(NHK出版)刊行記念
『飛べ!イサミ』&『YAT安心!宇宙旅行』電子コミック(NHK出版コミックス×コンパス)配信決定記念 - 06/10 Sat 阿部万里江×輪島裕介×大熊ワタル×こぐれみわぞう×高田洋介
「路上の芸能、巷のまつりごと——ちんどんを味わいつくす初夏の夕べ」
『ちんどん屋の響き 音が生み出す空間と社会的つながり』(世界思想社)刊行記念 - 06/12 Mon 坂井勇太朗×伊藤あかり×奥山晶二郎
「PVは気にしない! ウェブ発信の〝これから〟異端の編集長たちが語るその秘密」
『スマホで読まれるつながる文章術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)刊行記念 - 06/15 Thu 金川晋吾×栗田隆子
「向き合っているような向き合っていないような距離感でつきあい続けること」
『長い間』(ナナルイ)刊行記念 - 06/16 Fri 土門蘭×安達茉莉子
「死ぬまでむきだしの自分で生きるには?」
『死ぬまで生きる日記』(生きのびるブックス)刊行記念 - 06/18 Sun 伊藤聡×長田杏奈
「〈自分らしさ〉を育てる美容のススメ」
『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。』(平凡社)刊行記念 - 06/19 Mon 稲田豊史×畑中三応子×松本知之(カルビー株式会社)
「我々は、なぜかくもポテトチップスが好きなのか?」
『ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生』(朝日新聞出版)刊行記念 - 06/21 Wed 稲垣えみ子×浜田敬子
「人生100年時代の出口戦略について本気で話してみないか」
『家事か地獄か』(マガジンハウス)刊行記念 - 06/22 Thu 吉田潮×サンドラ・ヘフェリン
「きょうだいは助け合わなきゃダメですか?」
『ふがいないきょうだいに困ってる』(光文社)刊行記念 - 06/23 Fri 高橋和久×河野真太郎
「小説のこと、批評のこと、大学と人文学のこと」
『別の地図:英文学的小旅行のために』(松柏社)刊行記念 - 06/24 Sat 植本一子×柴山浩紀
「変わり続けること、関わり続けること」
『愛は時間がかかる』(筑摩書房)刊行記念 - 06/25 Sun 藤谷治×東直子
「子どものために書くときに、私たちの書くこと」
『変てこ小説 ソクラてすのすけ』(河出書房新社)刊行記念 - 06/26 Mon 堀江敏幸×山崎佳代子
「旅する言葉 わたしたちの創作と翻訳」
『ドナウ、小さな水の旅 ベオグラード発』(左右社)刊行記念 - 06/29 Thu 鈴木涼美×伊東友香×原カントくん
「イイコト!夜編」
『浮き身』(新潮社)
『神さまのいない場所で』(中央公論新社)W刊行記念 - 06/30 Fri 筧将英×東畑幸多×見市沖
「ここだけしか聞けない広告クリエイター/プランナーの『考え方のスキル』大公開!」
『「考えるスキル」を武器にする』(フォレスト出版)刊行記念 - 07/01 Sat 久住昌之×増田薫
「やってやろう。ぬけぬけと。するっと。抜け道的ひとりめし時間のススメ」
『するりベント酒』(カンゼン)刊行記念 - 07/04 Tue 小林邦宏×坂田ミギー×原カントくん
「旅するカルチャートーク『たびかるジャンクション』公開収録」 - 07/05 Wed 浦島茂世×松澤茂信×皆川典久
「路上観察サミット2023:
パブリックアート、スリバチ、別視点」
『カラー版 パブリックアート入門』(イースト・プレス)刊行記念 - 07/09 Sun 金子遊×伊藤雄馬
「ムラブリ族のフィールドワーク」
『インディジナス: 先住民に学ぶ人類学』(平凡社)刊行記念 - 07/29 Sat 溝口彰子×やまじえびね
「エンタメ作品のマイノリティ表象を考える」
『BL研究者によるジェンダー批評入門』(笠間書院)刊行記念