8月10日刊行、てれびのスキマさんの新刊『笑福亭鶴瓶論』(新潮新書)は、もはや「国民的芸人」とでも言うべき笑福亭鶴瓶師匠の人生哲学が詰まった一冊です。
大物と対等にわたりあう一方で、後輩芸人にはボロクソにイジられる。全国を訪ね、地元の人々と交流した翌日には、大ホールで落語を一席――。かくも振り幅の大きな鶴瓶師匠の「スケベで奥深い人生哲学」に迫る内容となっています。
その刊行を記念して、著者のてれびのスキマさんをお迎えしてB&Bでトークイベントを開催します。
ゲストは、浅草キッドの水道橋博士が編集長を務めるメールマガジン『メルマ旬報』で、「明石家さんまヒストリー」を連載中のエムカクさん。同連載では、明石家さんまさんの生い立ちから入門、その後の芸人・タレントしての活動を、さんまさんの〝しゃべり〟や膨大な資料をもとに年表スタイルで余さず記録。その詳細を極めたリサーチ能力と構成力に、早くも多大な注目が集まっています。
司会を務めるのは、放送作家・ノンフィクション作家の細田昌志さん。芸人として活動したのち、放送作家に転身。現在は、本格ノンフィクション『格闘技を創った男~プロモーター野口修評伝~』を同じく「メルマ旬報」にて連載中。格闘界・芸能界史に明るい博覧強記の細田さんが、「笑福亭鶴瓶vs.明石家さんま」という世紀のマッチアップをさばいていきます。
笑福亭鶴瓶と明石家さんま――。若手時代から交遊し、互いに切磋琢磨してきた2人の「国民的芸人」を比較しながら、「はたしてどこが凄いのか?」その魅力をたっぷり語る予定です。
【出演者プロフィール】
てれびのスキマ(戸部田誠/とべた・まこと)
1978年生まれ。ライター。『週刊文春』『水道橋博士のメルマ旬報』などで連載中。著書に『タモリ学』『コントに捧げた内村光良の怒り』『1989年のテレビっ子』『人生でムダなことばかり、みんなテレビに教わった』『笑福亭鶴瓶論』など。
エムカク
福岡県生まれ、大阪府在住のライター。すでに大スターであったさんまさんに興味を抱いたのは、1993年のこと。間もなくして、ラジオ番組『MBSヤングタウン』に出会い、気がつくと、さんまさんが発する言葉を手当たり次第、ノートに書き留める。2013年9月、さんまさんの〝しゃべり〟を元に、約20年かけて集積した資料を総動員させ、『水道橋博士のメルマ旬報』にて、その観察結果「明石家さんまヒストリー」を発表。現在も連載中。
細田昌志(ほそだ・まさし)
1971年生まれ、鳥取県出身。放送作家。91年、上岡龍太郎のもとに弟子入りするも半年で破門を言い渡される。ピン芸人としての活動後、CS放送『サムライTV』でキャスターをつとめ、のちに放送作家へ転身。担当番組は『5時に夢中!』(東京MX)。主な著書に『坂本龍馬はいなかった』(彩図社刊)。現在、『水道橋博士のメルマ旬報』で本格ノンフィクション『格闘技を創った男~プロモーター野口修評伝~』を連載中。
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2017/08/20 Sun -
てれびのスキマ×エムカク×細田昌志
「笑福亭鶴瓶vs.明石家さんま」
『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)刊行記念
- 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/09 Wed 緊急開催!香田有希×田上智子×YOM YOM PR CLUB
「カンヌライオンズPR部門審査員と考える、変化を起こすPRパーソンとは」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念