昨年11月の文学フリマで頒布し、「これはホラーでは?」「共感した」「夜に読むと心が苦しい」などと話題になった同人誌『失恋手帖』。
さまざまな失恋エピソードが掲載されている本誌の刊行記念トークイベントを開催します。
今回は、『失恋手帖』を作った「揺れる」編集部一同、審査委員長・桃山商事の清田代表、そして飛ぶ鳥を落とす勢いのライター・モンゴルナイフさんを迎え、事前アンケートでお寄せいただいた「みなさんの失恋にまつわるエピソード」を“品評”し、『失恋大賞』を決定します。
泣ける話から笑える話、はたまた恐ろしい話などなど(どんな話が出てくるんでしょう……)、募集したエピソードをご紹介しつつ審査員とお客さんとで、わいわいしながらお話ししましょう。
※当日の話は別途、レポートや次作の同人誌などでご紹介するかもしれません。あらかじめご了承ください
※エピソードの応募はこちらからどうぞ
【出演者プロフィール】
清田隆之(きよた・たかゆき)
桃山商事/代表。1980年、東京都生まれ。文筆業。恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒。大学在学中にメンバーの佐藤広報・森田専務とともに桃山商事を立ち上げ、これまで1,000人以上の悩み相談に乗る。現在はそれをコラムやラジオで紹介し、雑誌『精神看護』やWebメディア「messy」「日経ウーマンオンライン」などで連載。桃山商事名義の著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)がある。
http://momoyama-shoji.com/
モンゴルナイフ(もんごるないふ)
株式会社バーグハンバーグバーグ社員。北海道生まれ。元気なオフィスレディ。手芸をしたり体当たりをする記事を書いて生きている。非常に惚れっぽく、飲み会でおしぼりを隣席の人から渡されただけで好きになり、その後スムーズに失恋している。『男はつらいよ』という映画(全48作)を愛しておりしょっちゅう鑑賞しているのに、寅さんが失恋するとき毎回感情移入している。
https://mobile.twitter.com/amanattif
「揺れる」編集部(ゆれる・へんしゅうぶ)
5人の若手編集者によって2017年に発足。大きな変化の渦中にいる現在、今まで正しかった枠組みは壊れ、旧来的な価値観や制度では定義できないもので溢れています。それは家族や民族といったものから、カルチャー、移住をはじめとしたライフスタイル、国家の管理しない貨幣、もっとフレームを広げると、たぶん社会そのものさえも。私たちは、今の時代に生きる若い感性で、揺らいでいるものを再定義する。そんな思いから同人誌を発行していきます。
メンバー:山口亮、中道薫、アオヤギミホコ、幡ヶ谷はつだい 、岡本尚之
イベントのご予約はこちらから!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2018/03/15 Thu -
清田隆之×モンゴルナイフ×「揺れる」編集部
「 あなたの失恋、おしえてくださいーーみんなで選ぶ『失恋大賞』」
『失恋手帖』刊行記念
- 09/29 Fri 池田稔×黒川文雄
「ゲーセン、ビデオゲームの灯をともせ」
『ゲーセン戦記』(中央公論新社)
『ビデオゲームの語り部たち 日本のゲーム産業を支えたクリエイターの創造と挑戦』(DU BOOKS)W刊行記念 - 10/01 Sun 青木由弥子×水島英己
「野のうへは なほ光ありしや―戦時下の“抒情”を考える」
『伊東静雄―戦時下の抒情』(土曜美術社出版販売)刊行記念対談 - 10/02 Mon 大島依提亜×木村和平
「『アンダーカレント』の世界観」
映画『アンダーカレント』公開記念 - 10/03 Tue 橋口幸生×田中泰延
「健康に良い言葉、悪い言葉とは?」
『言葉ダイエット』(宣伝会議)5刷記念 - 10/05 Thu 信田さよ子×武田砂鉄
「なかったことにするもんか会議」
『家族と厄災』(生きのびるブックス)
『なんかいやな感じ』(講談社)W刊行記念 - 10/06 Fri うえはらけいた×藤井亮
「“ゾワワ”の神様の正体を藤井さんと考える」
『ゾワワの神様』(祥伝社)刊行記念 - 10/07 Sat 今野晴貴×奥貫妃文×竹信三恵子
「コロナ禍は誰を直撃したのか?
──女性・ケアワーカー・非正規労働者」
『生きのびるための社会保障入門』(堀之内出版)
『女性不況サバイバル』(岩波書店)W刊行記念 - 10/08 Sun 大塚篤司×幡野広志
「医師と患者の新しい関係」
『皮膚科医の病気をめぐる冒険』(新興医学出版社)刊行記念 - 10/09 Mon 川上康則×風間暁
「「生きたい、行きたい」と思える学校にするために」
『不適切な関わりを予防する 教室「安全基地」化計画』
(東洋館出版社)刊行記念イベント - 10/11 Wed 柴崎祐二×伏見瞬×パンス
「新しいムーブメントは、リバイバルとともに生まれる」
『ポップミュージックはリバイバルをくりかえす』(イースト・プレス)刊行記念 - 10/12 Thu 川野芽生×高田怜央
「文学はつねにすでに翻訳である」
『奇病庭園』(文藝春秋)
『SAPERE ROMANTIKA』(paper company)W刊行記念 - 10/13 Fri 村井理子×酒井順子
「母には振り回されてきたけれど~娘から見た昭和を生きた母親たち」
『実母と義母』(集英社)刊行記念 - 10/14 Sat 岡本仁×オオヤミノル×堀部篤史
「コーヒーブレイクのディスクール」
『ぼくのコーヒー地図』(平凡社)刊行記念 - 10/14 Sat 御代田太一×村上靖彦
「救護施設からのぞく社会」
『よるべない100人のそばに居る。』(河出書房新社)刊行記念 - 10/15 Sun 博報堂生活総合研究所×谷川嘉浩×原カントくん
「“消齢化”社会ってなんだ!?年齢に関係なく価値観でつながる時代を生きる」
『消齢化社会 年齢による違いが消えていく! 生き方、社会、ビジネスの未来予測』(集英社インターナショナル)
刊行記念 - 10/17 Tue 村上由鶴×長島有里枝
「日常の違和感から始まる」
『アートとフェミニズムは誰のもの?』(光文社)刊行記念 - 10/18 Wed 鈴木俊貴×水野太貴
「動物言語学とは何か?」
『動物たちは何をしゃべっているのか?』(集英社)刊行記念 - 10/20 Fri 高木瑞穂×大泉りか
「異なる視点であぶりだす、“立ちんぼ”と“ホス狂い”の深い闇」
『ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春』(鉄人社)刊行記念 - 10/21 Sat 横道誠×頭木弘樹
「マコトクアドラプルの2DAYS〜旅・民話・地域編〜」
『グリム兄弟とその学問的後継者たち―神話に魂を奪われて』(ミネルヴァ書房)
『解離と嗜癖──孤独な文学研究者の日本紀行』(教育評論社)刊行記念 - 10/22 Sun 横道誠×小川公代
「マコトクアドラプルの2DAYS〜当事者・ケア・世界文学編〜」
『発達障害の子の勉強・学校・心のケア――当事者の私がいま伝えたいこと』(大和書房)
『村上春樹研究──サンプリング、翻訳、アダプテーション、批評、研究の世界文学』(文学通信)
『世界文学をケアで読み解く』(朝日新聞出版)刊行記念 - 10/26 Thu 渡名喜庸哲×西谷修
「フーコー、ドゥルーズ、デリダ以後を読む——変容する『いま』を哲学するということ」
『現代フランス哲学』(筑摩書房)刊行記念 - 10/28 Sat 和田靜香×小泉今日子
「これから、ひとりでどう暮らそう?」
『50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと』(左右社)刊行記念 - 10/31 Tue スケザネ×山下紘加
「本の扉をあけて 山下紘加と語る読書の喜び」
『煩悩』(河出書房新社)刊行記念 - 11/01 Wed 羽生有希×中村香住×深海菊絵×松浦優
「フツーの恋愛、性愛ってなに?」
『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』(左右社)刊行記念 - 11/19 Sun 伊藤桃×がみ
「てっけん!第4回」 - 11/29 Wed 加藤優一×御手洗龍×山道拓人×飯石藍
「銭湯と建築がひらく、都市の公共性」
『銭湯から広げるまちづくり
小杉湯に学ぶ場と人のつなぎ方』(学芸出版社)刊行記念