彼氏面男子、社畜ポリス、読モライターなど、ネットで話題となったバズワードを数々と生み出している宮崎智之さんのコラム、エッセイ集『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)が6月8日に出版されました。
同書は、2017年に電子書籍として出版され、大きな反響を得ました。今回出版される紙の文庫版は、電子版に加筆、新規ネタ収録、再構成を加えたうえで、パワーアップして刊行されます。
そしてこのたび、B&Bで文庫版出版を記念して、イベントを開催することになりました!登壇者は著者の宮崎智之さんをはじめ、ゲストに詩人の文月悠光さん、ライター、編集者の朝井麻由美さん、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之さんをお招きします。
気になるイベントのテーマは「恋愛のモヤモヤ」です。SNSやLINEの登場によって、恋愛シーンは様変わりしています。最近ではアプリを使った「ネット婚活」も盛んです。また、男女をとりまく社会環境が急速に変化していることによって、人々が抱く恋愛観は、以前よりも多様化しつつあります。
しかし、だからこそ恋愛によって軋轢が生じる場面も増えています。「若者が恋愛に消極的」という調査結果も話題になり、「恋愛はすでにオワコン」なんて言葉もまことしやかに囁かれているのが現状です。一方で、恋愛に積極的な中高年が痛々しいメッセージを送ってしまう「おじさんLINE」も(悪い意味で)注目を集めています。
普段から「恋愛」や「言葉」に向き合ってきている登壇者たちは、現在の恋愛シーンをどのように見ているのでしょうか。イベントでは、登壇者が日々感じている「恋愛のモヤモヤ」について語るほか、事前にみなさんから集めたエピソードについても楽しく議論してく予定です。
みなさんの「モヤモヤ」は下記のフォームからご投稿ください。
https://goo.gl/forms/zr7ZWexNsGiZm3Oy2
※イベントへの参加有無にかかわらず、どなたでも投稿いただけます。
平成最後の夏を前に、「恋愛のモヤモヤ」を一緒に語り倒しましょう!
【出演者プロフィール】
宮崎智之(みやざき・ともゆき)
1982年3月、東京都出身。明治大学文学部卒業後、大学受験予備校、地域紙記者、編集プロダクションを経てフリーライターに。若者、恋愛、カルチャーなど幅広い分野で執筆活動を展開している。2018年6月8日に『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)を出版した。
Twitter:@miyazakid
文月悠光(ふづき・ゆみ)
詩人。1991年北海道生まれ、東京在住。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。そのほかの詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、『わたしたちの猫』(ナナロク社)。エッセイ集に『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)がある。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩の朗読、詩作の講座を開くなど広く活動中。
Twitter:@luna_yumi
朝井麻由美(あさい・まゆみ)
ライター/編集者/コラムニスト。著書に『「ぼっち」の歩き方』(PHP研究所)、『ひとりっ子の頭ん中』(KADOKAWA/中経出版)。一人行動が好きすぎて、一人でBBQをしたり、一人でスイカ割りをしたりする日々。
Twitter:@moyomoyomoyo
清田隆之(きよた・たかゆき)
1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1000人以上の悩み相談に耳を傾け、それをコラムやラジオで 紹介している。恋愛とジェンダーの問題を中心に執筆活動を行い、雑誌『anan』『精神看護』『文學界』、ウェブメディア「wezzy」「日経ウーマンオンライン」「朝日新聞&」など幅広いメディアに寄稿。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)、『生き抜くための恋愛相談』(イースト・プレス)、トミヤマユキコさんとの共著 に『大学1年生の歩き方』(左右社)がある。
Twitter:@momoyama_radio
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2018/07/02 Mon -
宮崎智之×文月悠光×朝井麻由美×清田隆之
「恋愛でモヤモヤしている、すべての人たちへ」
『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)刊行記念
- 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/24 Thu 吉見俊哉×辻本達也×嶋浩一郎
「見慣れた景色をひっくり返そう」
『東京裏返し 都心・再開発編』(集英社)
『neoコーキョー 1 勝手にカウント調査をはじめよう』(松谷書房)W刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×潟見陽×水上文×松尾亜紀子「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/27 Sun 中島水緒×高嶋晋一×牧信太郎
「ヒルマ・アフ・クリントをいかに語るのか?」
『美術手帖 2025年4月号・特集「ヒルマ・アフ・クリント」』(美術出版社)刊行記念 - 04/28 Mon 滝音さすけ×ナイチンゲールダンスヤス×チャンス大城×さや香・新山×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第11回公開収録 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/01 Thu 西森路代×小泉今日子
「代田のふたり 〜日本のドラマを語る夜〜」
『あらがうドラマ 「わたし」とつながる物語』(303BOOKS)刊行記念 - 05/02 Fri 宮崎智之×早乙女ぐりこ×友田とん×平林緑萌「少々早すぎる創刊の振り返りと公開企画会議」『随風』(書肆imasu)創刊記念
- 05/03 Sat 松本弦人×藤城里香×青山秀樹
「日本国憲法サテライト展の話をしませんか」
『日本国憲法展 feat. 黒木コレクション』開催記念 - 05/04 Sun オカヤイヅミ×絶対に終電を逃さない女×宮崎智之×辻本力
「自炊のよろこび、しんどさ、あるいはそのあわいのあれこれ」
『つくって食べる日々の話』(Pヴァイン)刊行記念 - 05/05 Mon 豊﨑由美×松永美穂
第92回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 05/06 Tue テアトル新宿×田辺・弁慶映画祭実行委員会×松崎まこと
「今年もキタ~!“田辺系”監督&俳優 大集合 田辺・弁慶映画祭セレクション2025前夜祭」 - 05/07 Wed 中沢新一×千谷慧子×三宅陽一郎
「高すぎて見えない〈思想〉の頂きへどう登る?」
『0の裏側』(コトニ社)刊行記念 - 05/08 Thu 村木祐介×谷川嘉浩×細谷潤
「地球を外から眺めると何がいいの? ~宇宙の視点を哲学する」
『宇宙から見る地球』(扶桑社)刊行記念 - 05/10 Sat 青木淳悟×町屋良平
「翻案の可能性をめぐって」
『憧れの世界――翻案小説を書く』(代わりに読む人)刊行記念 - 05/11 Sun 成川彩×四角真理子「私たちが知っている韓国について」『今さら聞けない 現代韓国の超基本』(朝日新聞出版)『折りたたむだけですぐおいしい!らくちん四角キンパ』(自由国民社)W刊行記念
- 05/12 Mon 柳瀬博一×中山淳雄
「日本のキャラクターはなぜ世界から愛されるのか? 」
『アンパンマンと日本人』(新潮社)『キャラクター大国ニッポン』(中央公論新社)W刊行記念 - 05/14 Wed 谷頭和希×大木奈ハル子×岡本拓
「超具体!書くことで食べていくと決めた人のためのライターサバイバル講座」
『ニセコ化するニッポン』(KADOKAWA)刊行記念 - 05/15 Thu 上坂あゆ美×木下龍也
「あなたの“友達”はどこから? 」
『友達じゃないかもしれない』(中央公論新社)刊行記念 - 05/16 Fri ひらいめぐみ×三好愛
「ひらめちゃんとみよしちゃん」
『ひらめちゃん』(百万年書房)刊行記念 - 05/18 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念 - 05/23 Fri 大塚ひかり×春画ール
「歴史から悪意の本質を考える 」
『悪意の日本史』(祥伝社)刊行記念 - 05/24 Sat 森本淳生×鈴木亘×藤山直樹
「人文学から見る落語/落語から見る人文学」
『落語と学問する』(水声社)刊行記念 - 05/31 Sat 白石正明×牟田都子
「ケアと校正」
『ケアと編集』(岩波書店)刊行記念 - 06/04 Wed 矢野利裕×町屋良平
「小説の死後に文学を再設定する」
『「国語」と出会いなおす』(フィルムアート社)刊行記念 - 06/13 Fri 横道誠×菊池真理子×二村ヒトシ×松本俊彦
「みんなおいでよ、依存症の豊かな世界」