携帯電話の一機能になるなど、爆発的な普及と進化を遂げたカメラ。
その技術の進化に伴い、写真はごく基本的な考え方さえわかっていれば、
誰にでも撮れるものとなりました。
物事をわかりやすく伝えるための手段である写真は、
デザイン、建築、服飾、食、音楽、映像、雑誌、ウェブ、
企業広報などの様々な分野で用いられます。
プロのカメラマンに外注されることが多い写真撮影を、
自分自身で行えるようになった場合、
外注費を大幅に削減できるというメリットがあります。
「自分」で写真を撮れる様になる事による、
現実的なコストと削減できる外注費はいくらなのか。
素人でも専門的な視点を養うことによって、
高度な想像力と訴求力のある写真が撮れるようになるのか。
ビジネスの世界における「自分」にしかできない写真表現とは。
写真家・鈴木心と共に実演をしながら考える、体験型ワークショップです。
編集者、ライター、デザイナー、建築家、広報、
営業など、仕事で写真を必要とされる方に対し、
わかりやすくてうまくなる写真の考え方と扱い方をお教えします。
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第0回
「写真とお金のこと」
第0.1回2月10日10:00〜12:00
第0.2回3月 1日20:00〜22:00
全ては、写真を使って出来る事を理解し、目標を持つ事から始まります。
専業写真家ではなく兼業写真家の強みを自覚し、
その上で、撮影するために必要なカメラとレンズを、
数多くあるメーカーと種類、価格帯の中から選びます。
機材購入費を踏まえ、実際に年間を通してコストが
いくら削減できるのかを考えます。
参加者には、今まで実際に外注した写真撮影の実例を御持ち頂き、
内容と費用について、 本当にその費用で合っているのか、
写真の内容が仕上がりとして正しいのか、“本当のこと”を鈴木心が教えます。
※メイン会場:B&Bで行います。
※講師が、プレゼンテーションを行います。この会に関しては、参加自由です。
※第0.1回、0.2回ともに同じ内容となります。
※1500円+1ドリンクの有料イベントになります。
※本イベント参加後に、講座申し込みをされた方には、
1500円分のキャッシュバックがございます。
第0.1回2月10日10:00〜12:00
https://bookandbeer.com/wp1/blog/event/20130210_suzukishin_0-1/
第0.2回3月 1日20:00〜22:00
https://bookandbeer.com/wp1/blog/event/20130301_suzuki_shin_0-2/
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第1回(3月10日 9:00-13:00)
「カメラの使い方と撮り方」
写真を撮る前に、自分が求めているイメージをどうやって写真に
反映させればいいのか。その過程と選択肢を具体的に認識することが、
人に伝える写真を効率よく撮るための近道です。
撮影方法を「人・物・風景」にジャンルを分け、
それぞれの写真に合わせた撮影方法を明らかにし、
カメラの基本的な使い方を実習します。
※サブ会場:世田谷ものづくり学校で行います。
第2回
「光について」(3月17日 9:00-13:00)
カメラと被写体があっても、光がなければ写真に収めることができません。
理解し、操ることで写真の印象を大きく変えることができる、
“光”について学びます。
第1回で学んだ、求めるイメージ作りのための
「自然の光・人工の光」の扱い方を実習します。
太陽が一つである様に、照明はシンプルな構成であればあるほど
見やすいものになります。
最低限必要な機材によって、
最大限のパフォーマンスを得るための基本的な知識と技術を学びます。
※サブ会場:世田谷ものづくり学校で行います。
第3回 (3月31日 9:00~13:00)
「リタッチについて」
写真を撮る行程のなかに、パソコンで行う“リタッチ”があります。
撮影時にカメラの操作で得られる効果のほとんどは、
リタッチで行うこともできます。
撮影、照明、リタッチという3つの要素を知る事で、
それぞれの役割を踏まえてバランス良く選択し、
様々な撮影状況への抗体を獲得します。
撮影の際に必要なアプリケーションの使い方や、
リタッチ技術をフォトショップ実習を通して学びます。
※サブ会場:世田谷ものづくり学校で行います。
第4回 (4月14日 9:00-13:00)
「写真を見せる」
情報社会における、デジタル写真の特徴を掴み、
様々な媒体によるアウトプットの仕方を考えます。
紙の種類、大きさ、出力方法のみならず、
オンライン上の写真やiPadなどの再現性のある端末での見せ方など、
目的に合わせた方法と手段によって大きく変わる写真の印象を理解し、
自分の仕事の用途に応じた最適なアウトプットを、
実例を見ながら考察していきます。
※メイン会場:B&Bで行います。
第5回 (4月28日 9:00-13:00)
「写真を考える」
写真の撮り方、見せ方が一通りできるようになった後は、
写真との仲を深めるために「写真って何だろう」と考えてみましょう。
写真作家の作品を通して、一度写真とビジネス、アートを切り離して考えます
なぜ写真を撮るのか、写真にしかできないことは何だろうか、
自分にとっての写真とは、 を知る事で自分にしか
出来ない写真との関わり方を見つけます。
※メイン会場:B&Bで行います。
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【主催】本屋B&B 【共催】世田谷ものづくり学校
■メイン会場は、B&B。サブ会場は、世田谷ものづくり学校となります。
■申し込み多数の場合は、書類選考を行う場合がございます。
あらかじめご了承ください。
■各回の終了時は、全体一体型の雑談タイムとなります。
■全ての回にカメラ持参。PCは必要なときのみ持参となります。
【受講申込】
seminarbookandbeer.com (※の部分は「@」に直してください )まで「鈴木心の写真を仕事で使うワークショップ受講希望」として、お名前、具体的なご職業とご所属先、電話番号、メールアドレス、志望理由(文字数・フォーマット自由)を明記して、メールにてお申込ください。追って、ご受講の可否やお振込先などをご連絡させていただきます。
→本講座の申込受付期間は終了致しました。
鈴木心
1980年福島生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。
アマナに勤務後、独立。
銀閣寺同仁写真部部長。広告、雑誌の写真制作、
CM、PV などの映像制作をする傍ら、自身の作品の制作発表を行っている。
最近の主な仕事に、「NHK大河ドラマ・平清盛」「JR SKI SKI 2012」「OLYMPUS・STYLUSシリーズ」などが挙げられる。
http://suzukishin.jp では、毎日数百枚に及ぶ写真を撮影アップロード、
自由な写真として共有できる場を展開している。
写真集には「写真」ブルーマーク刊、
「高良健吾 海 鈴木心」赤々舎刊がある。
2013/03/10 Sun
【終了】鈴木心「仕事で写真を使うワークショップ ~撮れるようになる、自分の仕事の写真~」
出演者鈴木心
開催日時 3月10日、17日、31日、4月14日、4月28日。
※全て日曜日の開講となります
09:00~13:00 (08:30開場)
開催場所 メイン会場:本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
サブ会場:IID 世田谷ものづくり学校
東京都世田谷区池尻2−4−5
※教室は、追って掲載いたします。
入場料 98 ,000円(全5回)
- 10/01 Sun 青木由弥子×水島英己
「野のうへは なほ光ありしや―戦時下の“抒情”を考える」
『伊東静雄―戦時下の抒情』(土曜美術社出版販売)刊行記念対談 - 10/02 Mon 大島依提亜×木村和平
「『アンダーカレント』の世界観」
映画『アンダーカレント』公開記念 - 10/03 Tue 橋口幸生×田中泰延
「健康に良い言葉、悪い言葉とは?」
『言葉ダイエット』(宣伝会議)5刷記念 - 10/05 Thu 信田さよ子×武田砂鉄
「なかったことにするもんか会議」
『家族と厄災』(生きのびるブックス)
『なんかいやな感じ』(講談社)W刊行記念 - 10/06 Fri うえはらけいた×藤井亮
「“ゾワワ”の神様の正体を藤井さんと考える」
『ゾワワの神様』(祥伝社)刊行記念 - 10/07 Sat 今野晴貴×奥貫妃文×竹信三恵子
「コロナ禍は誰を直撃したのか?
──女性・ケアワーカー・非正規労働者」
『生きのびるための社会保障入門』(堀之内出版)
『女性不況サバイバル』(岩波書店)W刊行記念 - 10/08 Sun 大塚篤司×幡野広志
「医師と患者の新しい関係」
『皮膚科医の病気をめぐる冒険』(新興医学出版社)刊行記念 - 10/09 Mon 川上康則×風間暁
「「生きたい、行きたい」と思える学校にするために」
『不適切な関わりを予防する 教室「安全基地」化計画』
(東洋館出版社)刊行記念イベント - 10/11 Wed 柴崎祐二×伏見瞬×パンス
「新しいムーブメントは、リバイバルとともに生まれる」
『ポップミュージックはリバイバルをくりかえす』(イースト・プレス)刊行記念 - 10/12 Thu 川野芽生×高田怜央
「文学はつねにすでに翻訳である」
『奇病庭園』(文藝春秋)
『SAPERE ROMANTIKA』(paper company)W刊行記念 - 10/13 Fri 村井理子×酒井順子
「母には振り回されてきたけれど~娘から見た昭和を生きた母親たち」
『実母と義母』(集英社)刊行記念 - 10/14 Sat 岡本仁×オオヤミノル×堀部篤史
「コーヒーブレイクのディスクール」
『ぼくのコーヒー地図』(平凡社)刊行記念 - 10/14 Sat 御代田太一×村上靖彦
「救護施設からのぞく社会」
『よるべない100人のそばに居る。』(河出書房新社)刊行記念 - 10/15 Sun 博報堂生活総合研究所×谷川嘉浩×原カントくん
「“消齢化”社会ってなんだ!?年齢に関係なく価値観でつながる時代を生きる」
『消齢化社会 年齢による違いが消えていく! 生き方、社会、ビジネスの未来予測』(集英社インターナショナル)
刊行記念 - 10/17 Tue 村上由鶴×長島有里枝
「日常の違和感から始まる」
『アートとフェミニズムは誰のもの?』(光文社)刊行記念 - 10/18 Wed 鈴木俊貴×水野太貴
「動物言語学とは何か?」
『動物たちは何をしゃべっているのか?』(集英社)刊行記念 - 10/20 Fri 高木瑞穂×大泉りか
「異なる視点であぶりだす、“立ちんぼ”と“ホス狂い”の深い闇」
『ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春』(鉄人社)刊行記念 - 10/21 Sat 横道誠×頭木弘樹
「マコトクアドラプルの2DAYS〜旅・民話・地域編〜」
『グリム兄弟とその学問的後継者たち―神話に魂を奪われて』(ミネルヴァ書房)
『解離と嗜癖──孤独な文学研究者の日本紀行』(教育評論社)刊行記念 - 10/22 Sun 横道誠×小川公代
「マコトクアドラプルの2DAYS〜当事者・ケア・世界文学編〜」
『発達障害の子の勉強・学校・心のケア――当事者の私がいま伝えたいこと』(大和書房)
『村上春樹研究──サンプリング、翻訳、アダプテーション、批評、研究の世界文学』(文学通信)
『世界文学をケアで読み解く』(朝日新聞出版)刊行記念 - 10/26 Thu 渡名喜庸哲×西谷修
「フーコー、ドゥルーズ、デリダ以後を読む——変容する『いま』を哲学するということ」
『現代フランス哲学』(筑摩書房)刊行記念 - 10/28 Sat 和田靜香×小泉今日子
「これから、ひとりでどう暮らそう?」
『50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと』(左右社)刊行記念 - 10/31 Tue スケザネ×山下紘加
「本の扉をあけて 山下紘加と語る読書の喜び」
『煩悩』(河出書房新社)刊行記念 - 11/01 Wed 羽生有希×中村香住×深海菊絵×松浦優
「フツーの恋愛、性愛ってなに?」
『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』(左右社)刊行記念 - 11/19 Sun 伊藤桃×がみ
「てっけん!第4回」 - 11/29 Wed 加藤優一×御手洗龍×山道拓人×飯石藍
「銭湯と建築がひらく、都市の公共性」
『銭湯から広げるまちづくり
小杉湯に学ぶ場と人のつなぎ方』(学芸出版社)刊行記念