※本イベントはリアルタイム配信のみでご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
武田砂鉄さんの『マチズモを削り取れ』(集英社)が7月に刊行されました。
路上、電車、学校、会社、トイレ……〈マチズモ=男性優位主義〉は、私たちの日常のいたるところにこびりついている。「ジェンダーギャップ指数、先進国でぶっちぎりの最下位」というこの日本社会の構造は、いかにして維持されているのか? 本書では、担当編集Kさんが生活の中で感じる疑問や憤りを端緒に、武田さんがフィールドワークを行い、12章にわたって問いを深めます。
この刊行を記念してトークイベントを開催します。
ゲストは、写真家の長島有里枝さん。
お2人は3年前に文芸誌『すばる』誌上で、「フェミニズムと『第三者の当事者性』」という題で対談されました。
http://subaru.shueisha.co.jp/femi/004_nagashima&takeda.html
この中で、武田さんは「第三者だけど当事者意識を持って違和感があれば声を出したい」、長島さんは「社会が女性に押し付けてくるものへの違和感、怒りからフェミニズムに出会った」と話し、互いに「違和感」に意識的であることや、感情的でありつづけることの大切さを語り合い、それぞれの苛立ちをためて再会することを誓い合いました。
今回のイベントでは、武田さんの新刊の内容を中心に、3年の年月を経てお二人の中で「フェミニズム」がどのように更新されたのか、また、お二人が体験された最新の「マチズモ案件」や、それを受けてどのように行動したのかなど、削り取るべき「マチズモ」と推し進めるべき「フェミニズム」について、存分に語っていただきます。
怒りの炎をたえず燃やしつづけることは難しい。失政ゆえの行き場のない「違和感」だらけの今夏、お二人と一緒に怒り、モヤモヤを吹き飛ばしましょう!
【出演者プロフィール】
武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年よりライターに。『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。他の著書に『日本の気配』『わかりやすさの罪』『偉い人ほどすぐ逃げる』などがある。週刊誌、文芸誌、ファッション誌、ウェブメディアなどの媒体で連載を多数執筆するほか、近年はラジオパーソナリティとしても活動の幅を広げている。
長島有里枝 (ながしま・ゆりえ)
1973年東京生まれ。武蔵野美術大学在学中に公募展を経てデビュー、カリフォルニア芸術大学MFA修了。2011年、武蔵大学大学院に社会人枠で入学し、フェミニズムを学ぶ。写真集『PASTIME PARADISE』で、第26回木村伊兵衛写真賞受賞。短編集『背中の記憶』で第23回三島由紀夫賞ノミネート、第26回講談社エッセイ賞受賞。第36回写真の町東川賞国内作家賞受賞。アーティストとして活動するいっぽう、文筆家、大学講師をとしても活躍の場を広げている。主な著作に『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』2020)、主な作品集に『self-portraits』2020)などがある。10月16日から、金沢21世紀美術館で始まるグループ展「ぎこちない会話への対応策/Countermeasures against awkward discourses」のキュレーションを行なっている。
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