21世紀のジャズはどこへ行くのか?
1959年『カインド・オブ・ブルー』のモード・ジャズを起点に、60年代から00年代に至るコンテンポラリー・ジャズの歩みと可能性を語って、その後のジャズ評論に多大な影響を与えた名著が、書き下ろし2章を加えて3月に復活しました
(オリジナルは2000年刊行の『ジャズの明日へ』河出書房新社)。
http://artespublishing.com/books/86559-180-4/
その刊行記念イヴェント第2弾として、監修した『JAZZ THE NEW CHAPTER』シリーズや、数々のインタビューや執筆により、音楽ジャーナリズムに新風を吹き込んでいる評論家、柳樂光隆さんをお招きします。
テーマは、80年代ジャズ。80年代と言えば、ヒップホップが急速に発展した時期であり、ジャズの世界では、今も評価の分かれるトランペッター、ウィントン・マルサリスが登場するとともに、ジョン・ゾーン、キップ・ハンラハンといった新しい才能がジャズを攪拌した時代でもあります。
この三者にそれぞれ1章を割いている本書を参照しながら、お二人が選んだ音源とともに当時のシーンの意味を考えていきます。
【出演者プロフィール】
村井康司(むらい・こうじ)
1958年北海道函館市生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。中学1年でロックを、高校1年でジャズを聴き始め、大学時代はジャズ・ビッグバンドでギターと編曲を担当。編集者として働く傍ら1987年よりジャズ・ライターとして執筆を始め、『ジャズジャパン』『ジャズ批評』『CDジャーナル』などの音楽誌に寄稿。CDのライナーノーツも多く手がける。著書に『あなたの聴き方を変えるジャズ史』(シンコーミュージック、2017)、『JAZZ 100の扉』(アルテスパブリッシング、2013)、『ジャズ喫茶に花束を』(河出書房新社、2003)、共著に『100年のジャズを聴く』(シンコーミュージック、2017)ほかがある。尚美学園大学音楽表現学科講師。
柳樂光隆(なぎら・みつたか)
1979年島根県出雲市生まれ、ジャズおよびその周辺の音楽をメイン・フィールドにしている音楽評論家。逸材が次々に登場し盛り上がっている現在進行形のジャズを、新たな視点から鮮やかに読み解きシーンの活性化に貢献したガイド・ブック・シリーズ『Jazz The New Chapter』(シンコーミュージック)の監修者。『CDジャーナル』『JAZZJapan』『intoxicate』『ミュージック・マガジン』『BRUTUS』『ユリイカ』などの雑誌に寄稿。ライナーノーツも数多い。
イベントのご予約はこちらから!
※五月よりドリンク代のみ当日払いとなりました
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2018/05/24 Thu -
村井康司×柳樂光隆
「80年代ジャズとその時代」
『現代ジャズのレッスン 1959年から考える』(アルテスパブリッシング)刊行記念
出版社アルテスパブリッシング
開催日時 20:00~22:00 (19:30開場)
開催場所 本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
入場料 ■前売1,500yen +(1 drink order 当日現金払い)
■当日店頭2,000yen + 1 drink order
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「いま男性の性暴力被害について、わたしたちは何を語るべきか」
『男性の性暴力被害』(集英社)刊行記念 - 12/09 Sat 山本高樹×川内イオ
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「フェミニストって言っていいの? 会議」
『女性たちの声は、ヒットチャートの外に』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念 - 12/14 Thu \\文芸好きさん大集合//
藤谷治×田中和生×仲俣暁生×倉本さおり
フィクショネス文学の教室 in 本屋B&B
〜2023年末番外編〜 - 12/15 Fri 布施琳太郎×下西風澄
「”目的”を探して——人工知能の時代に書くこと」
『涙のカタログ』(パルコ出版)
『ラブレターの書き方』(晶文社)W刊行記念 - 12/16 Sat 宮田愛萌×渡辺祐真/スケザネ
「ぶくぶくラジオ 出張版
〜#ぶくぶく忘年会2023〜」
『Podcast Weekend 2023 Winter』開催記念 - 12/17 Sun 栩木伸明×佐藤良明
「ソングの歌詞は文学である
――ディランとサイモンの「ソングの哲学」を探る」
『ポール・サイモン全詞集 1964-2016』
『ポール・サイモン全詞集を読む』
(国書刊行会)刊行記念 - 12/18 Mon MEISO(a.k.a. 外人21瞑想)×ダースレイダー
「英語と日本語、そしてラップのはざまで」
『HIP HOP ENGLISH MASTER
ラップで上達する英語音読レッスン』(Gakken)刊行記念 - 12/18 Mon 鈴木涼美×手塚マキ×原カントくん
「人はなぜホストクラブに留まるのか〜歌舞伎町にて出張開催 presented by B&B 」
『トラディション』(講談社)刊行記念 - 12/19 Tue 関亜弓×重藤暁
「やっぱりかわいそう? 歌舞伎の中の女性たち」
『ヒロインはいつも泣いている』(淡交社)刊行記念 - 12/20 Wed 中村淳彦×澤奈緒
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『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社)ドラマ化記念 - 12/21 Thu 青本柚紀×imdkm×海野林太郎×和田信一郎(s.h.i)
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『ユリイカ2023年12月号 特集=長谷川白紙』(青土社)刊行記念 - 12/22 Fri ミン・ジヒョン×加藤慧×原田里美×舟喜さとみ
「最高で最善の恋愛?! 〜韓国文学と韓国ドラマから〜」
『私の最高の彼氏とその彼女』(イースト・プレス)刊行記念 - 12/23 Sat 第85回「読んでいいとも!ガイブンの輪」 年末特別企画
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「対談について考える対談」
『よくわからないけど、あきらかにすごい人』(毎日新聞出版)
『モヤ対談』(小学館)W刊行記念 - 01/20 Sat ひらいめぐみ×ながしまひろみ
「わたしと仕事、モヤモヤのち晴れ」
『転職ばっかりうまくなる』(百万年書房)『まっくらぼん』(岩崎書店)『ぞうくんはいちねんせい』(アリス館)刊行記念