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春日武彦×柴崎友香×穂村弘×辻本力
「“怖い”を語らう」
『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』(中央公論新社)刊行記念

春日武彦×柴崎友香×穂村弘×辻本力
「“怖い”を語らう」
『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』(中央公論新社)刊行記念

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※本イベントはご来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。

イベントのご予約はこちらから!

精神科医・作家として活躍する春日武彦さんの新著『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』(中公新書)。2023年9月末に発売され、早くも3刷と好評を博しています。

「恐怖」は、私たち人間にとって非常に身近な感情でありながら、同時に「こうだ」となかなか定義し難い「得体の知れなさ」を孕んだ不可思議な存在でもあります。

本書は、あらためて「恐怖」を司る要素を定義し、さまざまな文学作品・映画・短詩、さらには医師としての経験なども援用しつつ、曖昧模糊とした存在の「正体」に肉薄します。

高所・閉所・集合体・尖端などの恐怖症や、生活密着系の脅威たるゴキブリ、生物の執着地点である「死」「屍体」……私たち人間の恐怖を誘発するさまざまな事象・物体がひしめくページを繰る時、読者は「怖い」「でも気になる……」と、その世界へどんどんのめり込んでいくこと必至です。そして、最後まで読み終えた時、「人間」という存在の面白さ、いじらしさに嘆息するに違いありません。

本屋B&Bでは、このユニークな「恐怖論」の刊行を記念してトークイベントを開催します。

ご登壇いただくのは、『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』の著者である春日武彦さん。そして、お相手に小説家の柴崎友香さん、歌人の穂村弘さんをお迎えします。司会は、本書の企画・編集を担当されたフリーのライター・編集者の辻本力さん。

柴崎さんは、『かわうそ堀怪談見習い』(角川文庫)で怪談モノに挑戦されている他、映画化もされた『寝ても覚めても』(河出文庫)のような“ある意味ホラー”な作品も。また、『わたしがいなかった街で』(新潮社)に併録された短編「ここで、ここで」では、自身が突如高所恐怖症になった瞬間を描いています。

穂村さんは、対談本『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』(イースト・プレス)で春日さんと「死」をテーマに徹底討論されていることに加え、日常の中で不意打ちのように訪れる違和感と恐怖について綴った講談社エッセイ賞受賞作『鳥肌が』(PHP研究所)という著書もあります。

今回のイベントでは、お三方それぞれが持つ「恐怖のツボ」「恐怖体験」「鳥肌の立った小説や映画」について語り合っていただきながら、物書きの立場から「恐怖」はいかに語られ書かれるのかに迫ります。

ご来場の皆さんも、ご自分が「何に、なぜ恐怖するのか?」を考えながらご覧いただくと、より楽しめるのではないでしょうか。ご来場を心よりお待ちしております。

【出演者プロフィール】
春日武彦(かすが・たけひこ)
1951年京都府出身、日本医科大学卒。6年間の産婦人科医勤務を経て精神科医に転向、都立松沢病院精神科部長、多摩中央病院院長などを経て現在も臨床に携わる。甲殻類恐怖症、運動音痴、猫好き。藤枝静男、安岡章太郎、ルー・リードを心の支えにして生きている。『無意味なものと不気味なもの』(文藝春秋)、『鬱屈精神科医、占いにすがる』(河出文庫)、『奇想版・精神医学事典』(河出文庫)、『自殺帳』(晶文社)など著書多数。

柴崎友香(しばさき・ともか)
2000年に『きょうのできごと』を刊行(2004年に映画化)。2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞(2018年に映画化)、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。他の小説作品に『百年と一日』『待ち遠しい』『わたしがいなかった街で』、エッセイに『よう知らんけど日記』岸政彦との共著『大阪』など著書多数。12月5日に5年ぶりの長編小説『続きと始まり』を刊行。

穂村弘(ほむら・ひろし)
歌人。1962年札幌生まれ。90年、第一歌集『シンジケート』でデビュー。短歌をはじめとして、エッセイ、評論、絵本、翻訳などを手がける。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『ラインマーカーズ』『世界音痴』『本当はちがうんだ日記』『短歌のガチャポン』『蛸足ノート』他。春日武彦氏との共著に『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』『秘密と友情』がある。

辻本力(つじもと・ちから)
ライター・編集者。『生活考察』編集人。文芸、カルチャー、ビジネス系の媒体でいろいろ執筆。著書に『失われた“雑談”を求めて』、編著に『コロナ禍日記』、構成に穂村弘『あの人と短歌』、春日武彦×穂村弘『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』(イラスト:ニコ・ニコルソン)他。春日武彦『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』の企画・編集を担当。

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・開演時間の30分前よりオンライン開場いたします
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
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<お問い合わせ先>
event (at) bookandbeer.com
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出演者春日武彦
柴崎友香
穂村弘
辻本力

出版社中央公論新社

開催日時19:30~21:30 (19:00オンライン開場)

開催場所本屋B&B
世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
+オンライン配信

入場料【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】1,650円(税込)
【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』10,12円(いずれも税込)※イベント後発送
【サインなし書籍つき配信参加】1,650円+書籍『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』1,012円(いずれも税込)※イベント後発送