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高島宗一郎×宮田裕章×蜷川実花×日野昌暢
「アート×まちづくりの幸せな掛け算とは? ~福岡市の取り組みから」

高島宗一郎×宮田裕章×蜷川実花×日野昌暢
「アート×まちづくりの幸せな掛け算とは? ~福岡市の取り組みから」

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※本イベントはご来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。

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アート×まちづくりの動きは、トリエンナーレやビエンナーレのような芸術祭。街や郊外の空きスペースを活かしたアートプロジェクト。空き家になってしまった物件に芸術家を誘致するアーティスト・イン・レジデンスなど、さまざまなところで耳にすることが多くなりました。

アーティストにとっては、美術館の外に出ることが創作活動や作品を拡張し、社会との接点を得ることができること。まちにとっては、交流人口や関係人口の増加であったり、まちが持つ資源の可能性を活かすことで活性化への刺激への期待、またそれらによる経済的効果が期待されたりもします。

期待された効果を生んでいる取り組みもある一方で、本来は社会批判機能もあるアートが、まちや経済性と結びつくことへのジレンマの声も聞こえてきます。

そんな中、福岡市は、アート×まちづくりの動き『Fukuoka Art Next』(以後 FaN)を始動させました。FaNで掲げるコンセプトは「彩りにあふれたアートのまちを目指して、暮らしの中で身近にアートに触れる機会を増やし、アーティストの成長支援に取り組む」。今回は、この動きを提唱する福岡市長の高島宗一郎さんに<アート×まちづくり>への、首長としてのお考えをお聞きします。

福岡市は2012年に「スタートアップ都市」を宣言し、役所の中にあった起業相談機能を”スタートアップカフェ”として街中に作ったり、都心の廃校をインキュベーション施設にして起業を大幅に増やすシーンを生み出したことで、日本中の都市からベンチマークされた実績があります。FaNにおいても”アートスタートアップ”というワードを掲げ、アーティストの成長・交流拠点として別の都心の廃校にArtist Cafe Fukuokaを設立しています。高島市長が目指すのは『リスクをとってチャレンジする人が尊敬される社会』。その想いについても、お話を伺っていきます。

ゲストには、データサイエンティストで慶應義塾大学医学部教授の宮田裕章さんと写真家・映画監督の蜷川実花さんを迎えます。

宮田さんは2026年開学予定の飛騨高山大学の学長候補として、経済・工学・芸術の領域を統合したカリキュラムで新しい社会像を作ろうとされています。日本のウェルビーイング論の第一人者でもある宮田さんが考える、アートとまちとの関係へのお考えもお聞きしていきます。また蜷川さんにはアーティストとしての視点で、社会やまちへの関わり方、作品が与える影響についてお聞きしたいと思います。

モデレーターは、福岡市出身の九州発Webメディア「クオリティーズ」編集長 で本屋B&Bを運営する博報堂ケトルのチーフプロデューサー日野昌暢が務めます。

【出演者プロフィール】

高島宗一郎(たかしま・そういちろう)
1974年11月1日生。1997年KBC九州朝日放送に入社。福岡の朝の顔として情報番組や環境番組のキャスターを務める。2010年12月に福岡市長就任。2014年、2018年、2022年の選挙でいずれも史上最多得票で再選、現在4期目。都市経営の基本戦略「都市の成長と生活の質の向上の好循環の創出」に沿った様々な施策を展開。観光客数や立地企業数などが伸び、その結果、市税収入や雇用が増加。住みやすさに対する市民評価、市政への信頼度も向上。特に創業支援に注力し、2014年3月には国家戦略特区を獲得。規制改革等による新しい価値を生み出す環境づくりに精力的に取り組む。また、行政手続のオンライン化を進めるなど、次世代を見据えたデジタル化の取組みも積極的に推進。『人と環境と都市活力の調和がとれたアジアのリーダー都市』の実現に向けて、福岡市を次のステージへと押し上げるためのチャレンジ「FUKUOKA NEXT」を全力で推進中。


宮田裕章(みやた・ひろあき)
1978年生まれ。慶應義塾大学医学部教授。2003年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程修了。同分野保健学博士(論文)。データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。専門医制度と連携し5,000病院が参加するNational Clinical Database、LINEと厚労省の新型コロナ全国調査など、医学領域以外も含むさまざまな実践に取り組むと同時に、アカデミア以外の様々なステークホルダーとも連携して新しい社会ビジョンを描く。宮田が共創する社会ビジョンの 1 つは、いのちを響き合わせて多様な社会を創り、その世界を共に体験する中で一人ひとりが輝くという“共鳴する社会”である。著書に『共鳴する未来:データ革命で生み出すこれからの世界』(河出新書、2020年)。


蜷川実花(にながわ・みか)

写真家・映画監督。写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。クリエイティブチーム「EiM:Eternity in a Moment」の一員としても活動している。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』を監督。最新写真集に『花、瞬く光』。2024年4月6日(土)より、弘前れんが倉庫美術館にて「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界」を開催。
主な個展
「蜷川実花展」台北現代美術館(MOCA Taipei)2016年
「蜷川実花展—虚構と現実の間に—」2018年-2021年(日本の美術館を巡回)
「MIKA NINAGAWA INTO FICTION / REALITY」北京時代美術館2022年
「蜷川実花 瞬く光の庭」東京都庭園美術館2022年
「蜷川実花展 : Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」TOKYO NODE 2023年-2024年


日野昌暢(ひの・まさのぶ)
1975年福岡県福岡市生まれ。博報堂ケトル チーフプロデューサー。2000年 九州芸術工科大学 芸術工学府 生活環境専攻修了し博報堂に入社。2014年よりケトルに加入。「本質的な地域活性」をマイテーマに、“外から目線”で地域資産を再編集し、地域のプレイヤーの“関わりしろ”を作りながら、事業、プロジェクト、プロダクトを共創し、開発して、情報発信を行っていくことを得意とする通称”ローカルおじさん”。2020年にローカル発Webメディア Qualities(クオリティーズ)<https://qualities.jp/>を創刊し編集長。九州を取材テリトリーに地域のウェルビーイングにつながる事業活動を取材し続けている。主な受賞歴に、2度のACC TOKYO CREATIVITY AWARD グランプリ(2018,2022)、グッドデザイン賞BEST100(2022)、Spikes Asia ゴールド(2019)、カンヌライオンズ ブロンズ(2013,2019)、ADFEST ゴールド(2019,2023)、D&AD Future Impact賞。

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【配信参加について】
・開演時間の30分前よりオンライン開場いたします
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましては、準備が出来次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合は、ご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください

【来店参加について】
・開演時間の30分前より開場/受付開始いたします
・最大100名まで入る会場を貸切とした上で、参加人数を絞り、ゆとりを持って設営しております
・係員及びスタッフの指示・注意に従ってください。万が一、指示に従っていただけない場合、イベントの中断・中止や、特定のお客様にご参加をお断りする場合がございます
・店頭にアルコール消毒液をご用意しておりますので、ご入店の際は、手指の消毒にご協力お願いいたします
・非接触型体温計による検温を実施いたします。37.5℃を上回った場合は、イベントへの参加をお控えください
・来店チケットをご購入された方も、配信でご覧いただけます。当日体調などに不安がある方は配信視聴をご利用ください。配信でのご視聴につきましては、【配信参加について】をご確認ください
・車椅子やベビーカーでお越しの方は、当日スムーズにご案内するため、店舗スタッフにお声掛けいただくか、お手数ですが事前にご利用の旨をお知らせの上ご予約下さい。 なお会場はエレベーター備え付けの建物ですので、安心してお越しください
・イベントご来場にあたりご不明な点がございましたら、下記の<お問い合わせ先>までお気軽にご連絡ください

【キャンセルについて】
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【本イベントに関するお問い合わせ】
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<お問い合わせ先>
event (at) bookandbeer.com
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出演者高島宗一郎
宮田裕章
蜷川実花
日野昌暢

出版社

開催日時19:00~20:30 (18:30オンライン開場)

開催場所本屋B&B
世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
+オンライン配信

入場料【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】1,650円(税込)