福音館書店発行の月刊誌「母の友」では、11月号で〝子育て中のお母さんたちの読書〟をテーマに特集を組みました。
子どもに絵本を読むことの楽しさや大切さについてはあちこちで語られていますが、お母さん自身が自分のために本を読むことについて語られることは、そう多くはありません。
誌面では、『母ゾンビ』の著者である漫画家のばばかよさんなど、さまざまな分野で活躍されている〝お母さん〟たちに、
「子育て中に読んでよかった本」
「いま、子育て中のお母さんたちに薦めたい本」
を教えてもらいました。 また、子育てをテーマにした小説も書かれている作家の窪美澄さんに、子育て中に本を読むことの効用や、小説を書き始めた頃のお話をインタビューでお聞きしています。そのほか、B&Bを始め本屋さんにも、お母さんたちにお薦めの本を紹介してもらいました。
そこで今回、「母の友」11月号刊行に合わせて、作家の窪美澄さんと漫画家のばばかよさんをお迎えし、読書のこと、子育てのこと、また創作活動のあれこれについて縦横に語ってもらおうと思います。
子育て中のお母さんはもちろん、そうでない方もぜひ。みなさんのご参加をお待ちしています。
【出演者プロフィール】
窪美澄(くぼ・みすみ)
1965年、東京生まれ。作家。短大を中退後、さまざまなアルバイトを経て、広告制作会社に勤務。出産後、フリーの編集ライターに。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR―18文学賞大賞を受賞。受賞作を所収した『ふがいない僕は空を見た』が2011年本屋大賞第2位に。最近作は『さよなら、ニルヴァーナ』(文藝春秋刊)。
ばばかよ
1970年3月18日生まれ。双子の母。エッセイも漫画も描くイラストレーター。ローファイな作風。著書に『母ゾンビ』(亜紀書房刊)、『となりのモテは蜜の味』(幻冬舎刊)、『ばばかよの幸せのヒント集』1・2(集英社刊)などがある。OTOKINOKOのキャラクターデザインも手がける。
母の友とは?
1953年創刊。子どもの本の出版社・福音館書店発行の「幼い子どもを持つお母さん、お父さん、また子どもに関わるすべての人」のための月刊誌。子どもとの暮らしを根っこから考える「ゆっくり子育て」と、絵本の魅力を伝える「たっぷり絵本」の2つを柱にしています。その他、文化や自然、そのときどきの社会のことなど様々なテーマを取り上げて、読者と一緒に考えていく雑誌を目指しています。 定価545円(税込み)/A5変型/84ページ(11月号は特別号のため108ページ)
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2015/11/15 Sun -
窪美澄×ばばかよ
「母だって本が読みたい!」
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念